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» 2015年01月13日 07時00分 公開

創業182年の老舗 長瀬産業が選んだグローバルでのSAPアプリケーション基盤:SAPのグローバルシングルインスタンス稼働を支える統合DB基盤とは (2/3)

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バックアップ用ストレージにOracle ZFS Storageを導入し、Oracle Exadataと40Gbpsで高速接続。大量データのバックアップ遅延の不安を解消

 これらの作業を間違いなく効率的に進めるために、ナガセ情報開発はあるサービスを利用した。それは日本オラクルが提供する各種の支援サービスだ。「最新のミッションクリティカル技術を凝集したOracle Exadata X4は、Windows Server上のOracle Databaseを扱うような感覚では使いこなせない」と考えた吉澤氏らは、Oracle Exadata X4の初期構築作業やSAP on Exadata構築支援、年4回程度のパッチ適用サービスといった日本オラクルのサービスをフル活用したのである。なお、SAPのデータベースを移行するには、SAPが正式サポートするパッチをOracle Exadata X4に適用する必要があったが、これに関するオラクルの支援はOracle Platinum Serviceの範囲内で受けることができた。

 こうして導入されたデータベース環境では、本番用のHalf Rackと開発/検証用のEighth Rackの2台のOracle Exadata X4に加えて、バックアップ環境として「Oracle ZFS Storage」を利用している。また、これらを統合的に監視するために「Oracle Enterprise Manager 12c」を導入した他、リモートでのパッチ適用や稼働監視のためにOracle Platinum Service用のゲートウェイサーバーを配備した。

 このデータベース環境を構築する際に注意したこととして吉澤氏が挙げるのが、バックアップの取得先である。

 「当初は10Gbpsのネットワークで既存のストレージサーバーと接続してデータベースのバックアップを取ることを想定していました。しかし、SAPの導入によりテラバイト単位にまでデータが増えることを考えると、それでは耐えられないという結論に至りました。そこで、Oracle ZFS Storageを導入し、40Gbpsの帯域幅を持つInfinibandを介してOracle Exadataと接続することで、バックアップ時間を当初想定の5分の1程度にまで短縮することができたのです」(吉澤氏)

 また、「1つのアプリケーションからは1つのデータベースインスタンスのみに接続する」というSAPの要件を満たし、さらにノード間通信のオーバーヘッドを抑えるために、吉澤氏らは業務システムの単位で接続インスタンスを分けることにした。そして、日中時間帯の負荷が高いSAP ERPとGTSの接続インスタンスは、フェイルオーバー時に同一ノードで稼働するのを防ぐように接続している。

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2015年2月12日

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