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» 2015年01月26日 07時00分 公開

ビジネスのグローバル化を支える強固かつ柔軟なDBaaSの実現:日立金属が基幹データベースのプライベートクラウド基盤に課した妥協なき要件と、その選択 (3/3)

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「とにかく速くなっている!」──PoCを実施し、Oracle Exadataの高い導入効果を確信

 こうした事前調査により、新たな基幹データベース基盤としてOracle Exadataが十分な能力を備えていると判断した日立金属は、「Oracle8i Database、Oracle9i Database R2からのデータ移行は可能か?」「アプリ改修なしでもレスポンス性能に問題は生じないか」といったことを確認するためにPoC(Proof of Concept)を実施した。

 「PoCのシナリオは、2400万件の出荷ログを10分の1に圧縮して性能に問題が生じないかどうかを確認するとともに、負荷の高いオンライン業務の処理基盤となることから、検索系SQL、バッチ処理でMRP(資材所要量計画)計算を行う高負荷のジョブ、そしてクライアントを含むアプリケーション全体を持ち込んで通しで処理を行うという厳しいものでした」(玉村氏)

 これを実施してみたところ、データウェアハウス圧縮ではデータ量が10分の1に圧縮された上、従来約2分かかっていた処理がわずか0.2〜0.8秒で完了した。また、これまで40分かかっていた検索系SQLの処理時間は3分28秒に短縮と約14倍の高速化。バッチ処理は従来約1時間を要していた処理が7分で完了し、約9倍の性能向上が得られるという結果が出た。

 この他、数値に表れない部分でも、Oracle Exadataの高いパフォーマンスを目の当たりにする。

 「実際に業務用のアプリケーションを持ち込み、クライアントからアクセスして一通り操作するテストを実施したところ、20〜30%以上の高速化を体感できました。評価担当者は『とにかく速くなっている!』と驚いていましたね」(玉村氏)

 このPoCにより、旧環境からアプリケーション改修なしで移行しても十分な性能が得られると判断した日立金属は、Oracle Exadataの導入を決断する。その導入効果について、玉村氏は次のように話す。

 「Oracle Exadataは事前に統合されたEngineered Systemsであることから、新しいデータベース環境を迅速に立ち上げることができました。このことは、導入コストの低減にも好影響を及ぼしたと考えています。機能/運用面については、あらかじめ用意されているOracle ASMやOracle RACの効果が大きかった他、Oracle Enterprise Managerを使うことできめ細かな管理を実現できました。このように、サーバー統合によってコスト削減が進められる基盤を構築できたことから、データベース環境のプライベートクラウド化という観点で、Oracle Exadataにより大きな効果が得られたと考えています」(玉村氏)

 なお、今回はプライベートクラウド環境を短期間で構築し、調達系システムを無事に稼働させたが、今後は全販売管理システム、管理系システムなど多くの業務システムを順次、Oracle Exadata上に移行/統合していく予定だという。また、工場システムも機器更新などのタイミングで順次集約し、プライベートクラウ化をより一層推進していく計画である。

 最後に玉村氏は、プライベートクラウドの導入における勘所も披露した。それによれば、まず「PoC評価は有効」であり、導入前に積極的に実施すべきだという。また、「DBA体制の整備が重要」であり、インフラを全体最適の視点で整えることが鍵になると説明する。さらに、「サーバー統合においてはデータの移行が難題」だと指摘。これに関して、日立金属では各システムの担当者がセルフサービスで移行できる環境を作っていく予定だという。

 以上、ここでは日立金属が綿密な検討を経て、基幹データベース環境に課した厳しい要件を満たすプライベートクラウド基盤としてOracle Exadataを選び、導入し、効果を得るまでの道程を紹介した。コスト、性能、可用性、管理性、迅速性、移行の容易性など、さまざまな要件をクリアする基幹データベース基盤として選ばれたOracle Exadataの上で、日立金属の成長、ビジネスのグローバル化がさらに加速しようとしている。

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2015年2月25日

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