レノボがハイエンドx86サーバー新製品とThinkServerの国内販売を開始

レノボ・ジャパンが、インテルXeon E7-4800/8800 v3ファミリー搭載機をリリース。併せて、廉価モデル「ThinkServer」も国内で提供を開始した。

» 2015年05月14日 17時46分 公開
[@IT]

 2015年5月13日、レノボ・ジャパンはx86サーバー製品の新ラインアップ「System x3950 X6」「System x3850 X6」「Flex System X6コンピュート・ノード」と、廉価モデルの1U/2Uラック型サーバー「ThinkServer RD350」「同RD450」の販売を開始した。

 System x3950 X6およびSystem x3850 X6は、インテルXeon E7-4800/8800 v3ファミリーを搭載したハイエンドモデル。モジュール(ブック)の組み合わせで構成されるため、各モジュールの換装が容易になっている。また、eXFlashメモリチャネルストレージ、io3 Flashアダプターに加え、新たにNVMeフラッシュストレージにも対応した。

 Flex System用サーバーにも、インテルXeon E7-4800/8800 v3ファミリーを搭載したFlex System X6コンピュート・ノードが追加される。

 一方、2ソケットの廉価モデルに位置付けられるThinkServerは海外では既に販売済みで、今回日本国内で初の販売となる。廉価版でありながら、3年間、24時間/365日の保守サポートと充実した管理ツールが特徴。標準搭載される管理ツール「ThinkServer System Manager」を使って、WebブラウザーまたはWindows PowerShellから、ハードウエア障害監視・制御が可能だ。消費電力の上限設定や温度監視が可能なオプションも用意されている。

 この他、2Uラック型サーバーである「System x3650 M5」とNVIDIAのGPU「GRID K1」「同K2」、デスクトップ仮想化製品を組み合わせた「System x CAD on VDI」ソリューションも提供開始する。2Uで最大32ユーザー程度のCADワークロードを集約できるという。

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