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» 2015年06月29日 05時00分 公開

Access VBAで学ぶ初心者のためのデータベース/SQL超入門(2):Access VBAでデータ入力フォームを作り、各コントロールを追加するためのデザインビューの使い方 (2/2)

[薬師寺国安,PROJECT KySS]
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データの一覧を確認するリストボックスを配置する

 次にリストボックスを配置する。

図13 「リストボックスウィザード」設定の流れ。左列の上から下に行き(第1〜3の画面)、真ん中列の上から下に行き(第4〜6の画面)、右列(最後の画面)に行く順番で見てほしい

 「コントロール」の「リストボックス」を選択し、フォーム上にリストボックスを設置したい場所を選択すると「リストボックスウィザード」が起動するので、図13の手順に従って項目を設定する。

 第1の画面で「テーブルまたはクエリの値をリストボックスに表示する」を選択して「次へ」、第2の画面で「表示」の「テーブル」を選択して「次へ」、第3の画面で全ての「フィールド」を「選択フィールド」に指定して「次へ」。

 第4の画面で「ID」を「昇順」に指定して「次へ」、第5の画面で「キー列を表示しない」のチェックを外して「次へ」。

 第6の画面は特に選択せずに「次へ」、最後の画面でリストボックスの名前を「一覧リストボックス」して「完了」、すると図14のように表示される。

図14 「リストボックス」の設定が完了した

 フォームデザインのグレーの領域を右クリックするか、左上の表示メニューから「フォームビュー」を選択すると、図15のように「顧客管理テーブル」に前回登録したデータが表示される。

図15 「顧客管理テーブル」に登録している10件のデータが表示される

 細部を調整していく。まず、デザインビュー画面を表示させ、リストボックスを選択する。

 プロパティシートから「書式」タブを選択し、「列見出し」は「はい」、「フォント名」は「Meiryo UI」、「フォントサイズ」は「12」を選択する。デザインフォーム上に配置した「リストボックス」の幅はフォーム一杯に広げておこう。

 この状態でフォームビューにすると、図16のように列幅が広かったり狭かったりしているのが分かる。そこで、プロパティシートでリストボックスの列幅を設定していく。

図16 「フォント名」や「フォントサイズ」を設定すると列の幅がずれる
フィールド 列幅(cm)
ID 1.50
氏名 3.50
性別 0.979
年齢 0.979
郵便番号 2.54
住所 6.5
電話番号 0.75
表2 「列幅」の値

 デザインビュー画面に戻し、作成した「リストボックス」を選択する。「プロパティシート」の「書式」タブの中にある「列幅」という項目で設定する。表2のような値を上から順にセミコロン(;)で連結して「列幅」に指定するといい。


 上記の数値で設定すると、図17のように表示される。

図17 列幅を設定した

 以上で各コントロールの設定は完了だ。

フォームの背景色を変えるには

 フォームの背景色が「白」では味気ないので、最後に別な色を設定してみよう。

 デザインビューの状態でフォーム全体を選択し、プロパティシートの「書式」内の「背景色」で「Access テーマ 5」を選択する。すると図18のように、背景色が「青系統」になった。テーマは「デザイン」タブの左側にある「テーマ」からも変えられるので、各自試してみてほしい。

図18 フォームの背景色を「Access テーマ 5」に設定した

 これで、データの入力フォームが出来上がった。

 ここでいったんフォームのデザインビューを閉じておく。フォーム名に「データ入力フォーム」と登録してフォームを保存する。

次回はSQLを解説する

 次回は、Access VBAには欠かせない「SQL」について解説していく。お楽しみに。

著者紹介

薬師寺 国安(やくしじ くにやす) / 薬師寺国安事務所

薬師寺国安事務所代表。Visual Basicプログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。

1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。

1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット「PROJECT KySS」を結成。

2003年よりフリーになり、PROJECT KySSの活動に本格的に参加。.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。

Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindowsストアアプリを多数公開中。


Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)

Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)

Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)

Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development (Oct 2014-Sep 2015)


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