「NICTオープンハウス2015」開催――IoT関連技術や災害対策関連技術など、60以上の最新研究成果を公開近日、リポート公開予定

国立研究開発法人の情報通信研究機構(NICT)は2015年10月22日、同機構の最新の研究成果を発表する「NICTオープンハウス2015」を開催した。

» 2015年10月22日 20時16分 公開
[@IT]
NICTオープンハウス2015

 国立研究開発法人の情報通信研究機構(NICT)は2015年10月22日、同機構の最新の研究成果を講演やパネル展示などで発表する「NICTオープンハウス2015」を開催した。10月23日までの2日間にわたり開催される同イベントでは、ネットワークの基盤技術から、音声翻訳などのコミュニケーション技術、量子暗号などの先端技術まで、さまざまな領域における同機構の最新の研究成果が発表される。

 初日となる10月22日は、NICT理事長・坂内正夫氏によるオープニングセレモニーの後、「宇宙天気予報の現状と高まる必要性」「自然災害に対する強靱な社会の実現に貢献するレーダセンシング技術」などのタイトルで、各研究所による講演が行われた。

 また、イベント期間中、構内ではパネル展示やデモンストレーション、ラボツアーなどが行われる。展示では「ネットワーク基盤技術」「ユニバーサルコミュニケーション基盤技術」「未来ICT基盤」「電磁波センシング基盤技術」「技術横断プロジェクト」などの分野から、合計60以上の研究成果が紹介される。さらに、10月29日からは京都で、11月には茨城、大阪、沖縄でも同イベントが開催される予定だ。

技術展示「通信範囲を広げる小型無人航空機を用いた無線技術」。手投げ離陸が可能な無人航空機を用いた無線中継システムで、災害時の孤立地域における通信確保などの用途が想定される。

 @ITでは、展示内容に関するリポートを近日公開予定です。お楽しみに。

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