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» 2016年02月17日 05時00分 公開

“応用力”をつけるためのLinux再入門(2):VirtualBoxでLinuxのテスト環境を作ってみよう (2/3)

[西村めぐみ,@IT]

CentOS 7のインストール

 CentOS 7のISOイメージの起動画面です(画面6)。[I]キーで「Install CentOS 7」を選択し、[Enter]キーを押します。何もキーを押さない状態でいると、60秒後にインストールが始まります。

画面6 画面6 CentOS 7:ISOイメージ起動画面

 インストーラーが起動します。ここからマウスが使用できます。インストール時に使用する言語を選んで「続行」をクリックします(画面7)。

画面7 画面7 CentOS 7:インストール時に使用する言語の選択

 仮想マシンの画面をクリックすると入力がキャプチャーされた状態、つまりマウスとキーボードの入力が“仮想マシンへの入力”という扱いになります。右側の[Ctrl]キーを押すと、キャプチャーが解除されてホストOS側が操作できるようになります(解除するためのキーは仮想マシン右下に表示されています)。なお、OSのインストール後に「Guest Addtions CD」でツールを追加するとマウスを解除の操作は不要になります。

 「インストールの概要」で「ソフトウェアの選択」と「インストール先」を設定します(画面8)。デフォルトでは「最小限のインストール」が選択されており、これではデスクトップ環境が入らないので、「ソフトウェアの選択」をクリックしてインストール内容を変更します(※)。

【※】インストール直後からネットワークに接続したい場合は、「ネットワークとホスト名」でネットワークの接続を「オン」にします。ここでは、Guest Addtionsのインストールを先に行いたいので、「オン」にせずに進めています。



画面8 画面8 CentOS 7:インストールの概要

 「ソフトウェアの選択」画面では、まず「ベース環境」を選択します(画面9)。デスクトップ環境は「GNOME Desktop」と「KDE Plasma Workspaces」から選ぶことができます。ここでは「GNOME Desktop」を選択しています(※)。

【※】「サーバー(GUI使用)」を選択しても、GNOMEデスクトップ環境がインストールされます。



画面9 画面9 CentOS 7:ソフトウェアの選択

 「選択した環境のアドオン」ではどのようなアプリケーションをインストールするかを選択します。これらは後でも追加できるので、興味があるものを選択すればよいでしょう。ここでは「GNOME アプリケーション」を選択しました。

【重要】

「Guest Addtions CD」を追加するのに必要なので、どのベース環境の場合でも、「開発ツール」は必ず選択してください。


 選択したら左上の「完了」をクリックします。

 「インストール先」についてはクリックすると自動で設定されるので、画面左上の「完了」をクリックするだけで構いません(画面10)。

画面10 画面10 CentOS 7:インストール先

 それぞれ設定が「完了」すると、内容のチェックが行われます。「!」という表示がなくなると右下の「インストールの開始」がクリックできるようになります(画面11)。

画面11 画面11 CentOS 7:インストールの概要−インストールの開始

 「インストールの開始」をクリックするとファイルのコピーが始まります。この間に「ユーザー設定」画面が表示されるので、「rootパスワード」と「ユーザーの作成」を設定しておきましょう(画面12)。

画面12 画面12 CentOS 7:インストール中の画面(ユーザーの作成前)

 「rootパスワード」は管理者のパスワードで、システム全体を管理するための重要なパスワードです(画面13)。設定したら左上の「完了」をクリックします。

画面13 画面13 CentOS 7:rootパスワード

 「ユーザーの作成」では、普段操作するためのユーザーを作成します(画面14)。ユーザー名とパスワードを設定したら左上の「完了」をクリックします(※)。

【※】「このユーザーを管理者にする」にチェックを入れた場合、「wheelグループ」という管理権限を持つユーザーグループに追加されます。管理者についてはこの後の連載で取り上げます。



画面14 画面14 CentOS 7:ユーザーの作成

 それぞれ「完了」すると元の「設定」画面に戻ります。インストールが終わると右下に「再起動」ボタンが表示されるのでクリックします(画面15)。

画面15 画面15 CentOS 7:インストール中の画面(再起動前)

 再起動するとブートローダーの画面が表示されます(画面16)。1行目が選択されている状態になっているのでこのまま待つか、[Enter]キーを押してログイン(サインイン)画面へ進みます(※)。

【※】

※自動で起動するようになっていますが、ゲストOS画面をクリックしたり、キーボードを操作したりすると入力待ちの状態になって自動起動しません。上下矢印キーで1行目を選択して[Enter]キーを入力して起動しましょう。



画面16 画面16CentOS 7:ブートローダー

 ユーザーを選択して、パスワードを入力します(画面17画面18)。

画面17 画面17 CentOS 7:ログイン画面(ユーザー選択)
画面18 画面18 CentOS 7:ログイン画面(パスワード入力)

 なお、しばらく何も入力しないでいると画面がロックされます(画面19)。マウスで下から上にドラッグすると解除できます。

画面19 画面19 CentOS 7:ロック画面

 初回起動時は「ようこそ」画面が表示されます(画面20)。言語を選び「次へ」をクリックします。

画面20 画面20 CentOS 7:「ようこそ」画面

 続いて、入力ソースなどを選択する画面が表示されます(画面21)。ここで設定する項目はインストール時の「ソフトウェアの選択」で選択した内容によって異なりますが、基本的には「次へ」で進んでいって大丈夫です。

画面21 画面21 CentOS 7:入力ソースの選択

 「ありがとうございました」の画面が表示されたら、CentOS 7のインストールは完了です(画面22)。「Start using CentOS Linux」をクリックしましょう。

画面22 画面22 CentOS 7:「ありがとうございました」画面

 CentOS 7の初回起動時は「ヘルプ」が表示されます(画面23)。ヘルプ画面は「アプリケーション」→「ドキュメント」→「ヘルプ」でいつでも再表示できます。ヘルプ画面では検索することもできます。日本語を入力するには画面右上の「ja」をクリックするか、[Windows]+[スペース]キーで切り替えます。

画面23 画面23 CentOS 7:GNOMEヘルプ

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