Java SE JDK/JREに脆弱性、アップデートを強く推奨PCにプリインストールされている場合も

Java SE JDKおよびJREに、リモートからの攻撃によって任意のコードが実行される恐れのある脆弱性が報告されている。プリインストールされている場合もあるので、まずは確認しておこう。

» 2016年03月25日 13時35分 公開
[原田美穂@IT]

 Java SE JDK(Java Standard Edition Development Kit)およびJRE(Java Runtime Environment)に、リモートからの攻撃によって任意のコードが実行される恐れのある脆弱(ぜいじゃく)性(CVE-2016-0636)が報告されている。修正済みソフトウェアにアップデートすることで対応できる。対象となるのは、Webブラウザで動作するJava SE。一部のPCでは、該当バージョンのJREがプリインストールされている場合があるため、注意が必要だ。

対象となるバージョン

 今回の脆弱性の対象となるのは、以下のバージョン。

  • Java SE JDK/JRE 8 Update 74およびそれ以前

 サポートを終了しているJava SE 7も脆弱性の影響を受ける。この脆弱性は、Java SE JDK/JRE 8 Update 77にアップデートすることで回避できる。

バージョンの確認方法

 手元の環境のJavaのバージョンは、下記Webサイトで確認できる。32ビット版、64ビット版をそれぞれ利用している場合は、対応する32ビット、64ビット版のWebブラウザで確認する必要がある。

最新バージョンの入手先

 最新バージョンの入手先は次の通り。

※利用するアプリケーションによっては動作に影響が出る場合があるので、アップデートに際しては管理者に確認を。


 

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