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» 2016年05月27日 05時00分 公開

就活のトリセツ(8):文系でもエンジニアになれますか?――続 いまさら過ぎて誰にも聞けない、IT業界就活の「超キホン」 (2/3)

[中村昭典,@IT]

カタカナ大杉ww ITエンジニアってどんな仕事?

 IT業界が新卒ウェルカムなのは分かったが、そこで募集している「ITエンジニア」とは、そもそもどんな職業なのだろうか?

 ITエンジニアは、むちゃくちゃ細かく分類できる。それぞれに必要とされる能力要件が異なるし、キャリアによって適する職種も異なってくる。

 ここで、経済産業省が示したモデルを紹介しよう(表3)。求められる高度IT人材(要するに将来はこうなってほしいというITエンジニアのモデルですね)を、3つの人材像と7つの人材類型で定義している。

3つの人材像

【1】基本戦略系人材

企業の経営課題に対して、ビジネスモデル構築、プロセス改善、製品・サービス開発など、ITの活用により高付加価値を創造する新たなIT戦略を構築する人材

【2】ソリューション系人材

信頼性・生産性の高いシステムを構築し、その安定的な運用を実現する人材

【3】クリエーション系人材

ITを最大限に活用して、知識創造革命、活力ある安心な未来社会の実現など、新たなソリューションや製品を作り出す人材


 この3つの人材像をさらに細分化して職種ごとで整理したのが下の表だ。

表3 高度IT人材の職種体系(出典:経済産業省 産業構造審議会 情報経済分科会「高度IT人材の育成をめざして」)

 ITの職種とレベル定義は新しく、まだまだなじみがない言葉も多い。上記は高度IT人材の定義であり、新卒採用者はまず「プログラマ」「システムエンジニア」「ネットワークエンジニア」「データベースエンジニア」「Webエンジニア」などの職種から業界に入る。

 その後、徐々に専門性を高め、他職種と連携を図ってより広範囲な領域をカバーする「PM(プロジェクトマネジャー)」や、多言語を駆使して海外と連携したプロジェクトを回す「ブリッジSE」などの能力を身に付け、上記のような高度IT人材へとキャリアアップしていくのだ。

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