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» 2016年07月19日 05時00分 公開

仕事が「つまんない」ままでいいの?(19):ただ、たたくだけ――エンジニアにオススメな“打鍵”瞑想法 (2/4)

[竹内義晴(特定非営利活動法人しごとのみらい),@IT]

エンジニアの「心の整理術」その1――面談

 エンジニアの心の整理術、1つめは「面談」です。面談とは「話す」ことです。

効果1:気持ちがスッキリする

 意識的に言葉にして「内にたまった気持ちを外に出す」と、頭の中のモヤモヤが整理できて、気持ちがスッキリします。ごちゃごちゃになっている机の引き出しの中を、取りあえず全部出してしまうイメージです。

効果2:矛盾や本心に気が付く

 「考えを言語化する」ことは、矛盾や思い込み、本心に気付くきっかけになります。

 自分の言葉を1番近くで聞いているのは自分です。「この状況では○○すべきだ」と口にすることで「おや、それではつじつまが合わないな」と矛盾に気付いたり、話したときに胸の辺りがモヤモヤすることで本心に気付いたりすることがあります。

効果3:新しいアイデアが生まれる

 「人に話す」ことで、問題の解決策や新しいアイデアが生まれる場合もあります。

 親しい知人とおしゃべりをしていると、「あっ、そうそう、あれも話そう」とか、「あっ、そうか! ○○はこうすればいいな」など、全く考えてもいなかったアイデアが突然思い浮かぶことがありますよね。あの感覚です。

面談相手の選び方

 面談の相手には、本音が話せる「聞き上手な人」を選びましょう。

 聞き下手な人は、「それは違うんじゃない?」と聞き手の価値観で「良い/悪い」を判断したり、「そうそう、そういうことってあるよねー。オレ(ワタシ)の場合はさー」と話を奪ったりします。また、「そういう場合はこうすればいいんじゃない?」といった、求めてもいないアドバイスをしたりもします。こういう人が相手だと自由に話せず、面談でかえってストレスがたまってしまいます。

 聞き上手な人とは、「安心できる人」「心地よく話せる人」「聞き手の意見を押し付けない人」です。

 心地よく話せると、内にたまった気持ちが外に出ていくので、ストレスが減り、気分が明るくなり、自然とモチベーションが上がります。

 聞き上手な人が周りにいない場合は、身近な人に「今日はアドバイスよりも、とにかく話を聞いてほしい」と最初にお願いしておくのも良いでしょう。もし適任者がいなければ、筆者が伺うこともできます。

エンジニアの「心の整理術」その2――メンタル日誌

筆者のメンタル日誌。内容はお見せできませんが……(連載第6回「孤独なままでいいの?――「誰も分かってくれない」と中間管理職が思ったら」より再掲)

 本当は誰かに話したいけれどなかなか話せない場合は、「メンタル日誌」がオススメです。メンタル日誌とは、「心の状態をノートに書き出す」ことです。

 メンタル日誌には、「話す」と同様に「外に出す」効果があります。心の中で抱いているプレッシャーを思うがままノートに書き出すと、ストレス発散にもなります。また、書いた文字を目にすると、自分の考えを客観的に見れるので、頭や心が整理できます。

 メンタル日誌については、連載第6回「孤独なままでいいの?――「誰も分かってくれない」と中間管理職が思ったら」でも説明しました。併せて読んでください。

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