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» 2016年07月19日 05時00分 公開

仕事が「つまんない」ままでいいの?(19):ただ、たたくだけ――エンジニアにオススメな“打鍵”瞑想法 (4/4)

[竹内義晴(特定非営利活動法人しごとのみらい),@IT]
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エンジニアのための瞑想法

 エンジニアなら「ただ、キーボードをたたく」のも良い方法です。

 リラックスして椅子に座り、意識をモニターに集中して、頭にふと浮かんだ言葉を、たた、キーボードで打ち込みます。

 「考える」のではなく、意識はむしろ「ボーっとする」くらいがちょうどいい。心を開いて、言葉や感情が浮かんでは消えるのを観察しながら、それらをただ、傍観者のようにトレースするように打ち込むのがコツです。慣れないうちは単語だけでも構いません。

 何も浮かばなければ、「何も浮かんでこないなー」「あー、退屈―」など、その時々の思いを書き出しても構いません。書き出した言葉に「良い」「悪い」という判断をする必要もありません。心や感情の赴くままに、だた、キーボードをたたけば良いのです。

よーし、ボクも瞑想してみよう

「自分との対話」を大切にしよう

 「面談」「メンタル日誌」「瞑想」の共通点は「客観的な立場で、もう1人の自分と対話する」ことです。

 プレッシャーを抱えているときほど、「今のやり方で良いのだろうか?」と現状を疑い、「このままだと失敗するのではないか」と将来に不安を抱きます。それを何とかしようと、あれやこれやと考えてしまいます。それが、ますますプレッシャーになります。

 プレッシャーを感じること自体は悪いことではありません。大切なのは、「プレッシャーでダメになってしまわないこと」。プレッシャーを抱えている自分から離れて、客観的な視点から自分を眺められれば、メンタルコントロールはやりやすくなります。

 そして、もし、プレッシャーを抱えているもう1人の自分に気付いたら、伝えてあげてください。

 「あなたは、今までよく頑張ってきたよね」「今までだって、いろんな困難を乗り越えてきたよね」「今、抱えている困難も、きっと乗り越えられるよ」「近い将来から今を眺めたら、とても良い経験になるよ」と。

今回のワーク

 大切なのは、「なるほどね」で終わらせないことです。静かな場所に行って、コーヒーでも飲みながら、紙とペンを取り出して考えてみてください。

1 プレッシャーに感じていることがあったら、周りに「聞き上手な人がいないか」探してみましょう。そして、話を聞いてくれるよう、アポイントを取りましょう

2 日常的にプレッシャーを感じるようなら、毎日、心の動きをノートに書き出しましょう。遠慮せずに書き出すのがポイントです

3 毎日数分、瞑想する時間を作りましょう。意識を「今、ここ」に集中して、自分の状態を、ただ、眺めてみてください

筆者プロフィール

竹内義晴

しごとのみらい理事長 竹内義晴

「仕事」の中で起こる問題を、コミュニケーションとコミュニティの力で解決するコミュニケーショントレーナー。企業研修や、コミュニケーション心理学のトレーニングを行う他、ビジネスパーソンのコーチング、カウンセリングに従事している。

著書「うまく伝わらない人のためのコミュニケーション改善マニュアル(秀和システム)」「職場がツライを変える会話のチカラ(こう書房)」「イラッとしたときのあたまとこころの整理術(ベストブック)」「『じぶん設計図』で人生を思いのままにデザインする。(秀和システム)」など。


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