「IoT&ビッグデータ環境を2週間で導入してビジネス立ち上げ」もOracle Cloud Platformなら本当にできる!デバイス管理からデータ分析、業務連携までを一気通貫でサポート(1/5 ページ)

ビジネスに新たな価値をもたらすテクノロジーとしてIoTやビッグデータに対する関心が高まっているが、この仕組みを新たに構築するのは容易ではない。オラクルは、エッジデバイスの管理からストリーミングデータ処理、業務連携までを一気通貫で行える仕組みをパブリッククラウド上に用意している。[パブリッククラウド][ビッグデータ][Oracle Cloud][Big Data]

» 2016年08月08日 07時00分 公開
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「IoT&ビッグデータ活用の仕組みを早く業務につなげる」ことが成功の肝

photo 日本オラクル Fusion Middleware事業統括 ビジネス推進本部 製品戦略部担当ディレクターの杉達也氏

 あらゆるモノをインターネットを介してつなげる「IoT(Internet of Things)」や、そこから取得したデータを分析してビジネス価値を得るビッグデータ活用を実現するための道具立てが整いつつある今日、多くのビジネス領域で導入に向けた機運が高まっている。この新たな領域へのチャレンジをスピーディに支援すべく、オラクルはオンプレミスのみならずパブリッククラウドでも多彩なIoT&ビッグデータソリューションを提供している。オラクルならではともいえるそれらのクラウドサービスの特徴を、日本オラクルの杉達也氏と大橋雅人氏に聞いた。

 IoTという言葉から多くの方がイメージするのは、「無数にあるデバイスから大量のデータを収集して活用する」といったことだろう。その“活用”の内容を細分化すると、大きく「タイムリーな情報活用」と「高度な複合型分析」の2つに分けられると杉氏は話す。

 「『タイムリーな情報活用』とは、取得したデータを即座に次のアクションにつなげることを指しますが、私たちはこれを『即時アクション指向IoT』と呼んでいます。一方、『高度な複合型分析』とは蓄積したデータを分析して新たなビジネス価値を生み出すことであり、この中ではビッグデータ活用が大きな鍵となります。私たちは、これを『センサー分析指向IoT)』と呼んでいます」(杉氏)

Oracle CloudがサポートするIoTの2つの活用形態

 この分類を「情報(データ)」を軸にして表現すると、下図のようになる。

IoTデータの価値

 オラクルのIoT&ビッグデータソリューションの特色は、即時アクション指向IoTとセンサー分析指向IoTを明確に区別し、それぞれに対してソリューションを豊富に提供している点だが、さらにもう1つ、同社が強く意識していることがある。それはIoTとビッグデータを活用してビジネス価値を創出する業務活動(アクション)に重きを置いている点だ。すなわち、上述した2種類の仕組みを早期に業務につなげ、その効果を測りながら繰り返し改善を図り、ビジネス価値を高めていくことを強く指向しているのである。

IoTデータの価値から活用へ

業務とIoT、ビッグデータを連動させたサイクルをスピーディに回す

 オラクルは、即時アクション指向IoT、センサー分析指向IoTをビジネス価値(アクション)とスピーディに連動させることのできるPaaS型のサービスをOracle Cloud上に各種用意している。その全体像を表したものが次の図となる。

オラクルのビッグデータクラウドのカバー範囲

 図中のビジネス価値(アクション)には、オンプレミスの業務アプリケーションに加えてOracle CloudでSaaSとして提供される業務アプリケーションなどが該当し、それらが即時アクション指向IoT(Oracle Internet of Things Cloud Service。以下、Oracle IoT Cloud Service)、センサー分析指向IoT(Oracle Database Cloud Service/Big Data Cloud Service)の仕組みと連携してIoT&ビッグデータ施策の成果をビジネス価値に変える役割を果たす。

 「IoTやビッグデータのクラウドソリューションを提供するITベンダーの多くは、SaaSなどの業務アプリケーションまでは提供していません。オラクルは、全てのレイヤーについて自社でソリューションを提供し、クラウド上での相互連携まで実現しています。これは、IoT&ビッグデータ活用の取り組みを早期に成功させるうえで非常に重要なポイントです」(杉氏)

 もう1つのポイントは、データを活用してアクションを実行した後、その結果を踏まえて施策を改善し、それを即時アクション指向IoTやセンサー分析指向IoTの仕組みに反映して再びサイクルを回すという、いわゆるPDCA(Plan/Do/Check/Action)サイクルをスピーディに回すことを強く意識している点だ。

 「IoT&ビッグデータ活用の効果を早期に検証してビジネス価値に変えていくには、導入当初からPDCAサイクルをスピーディに回さなければなりません。ビジネス価値(アクション)、即時アクション指向IoT、センサー分析指向IoTの3つの仕組みが相互の連携まで済んだ状態で提供されるオラクルのIoT&ビッグデータソリューションなら、それが可能です。最初は対象領域を絞って早期に効果を確認し、それを他の領域に横展開していくといったことも容易に行えます。

 逆に、これらが縦割りに分断されている他社のソリューションでは、それぞれの仕組みを作るだけで多くの期間とコストを要し、取り組みの途中で頓挫してしまう危険性があるのです」(杉氏)

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2016年9月7日

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