JavaScriptで文字列を扱う「String」の基本JavaScript標準ライブラリの使い方超入門(2)(4/4 ページ)

» 2016年10月03日 05時00分 公開
[金城俊哉]
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文字列を分割する

theme

メールアドレスの「@」で区切って、ユーザー名とドメイン名の部分を取り出す。URLの場合は「/」で区切って前後の部分を取り出す。


Navigator

split()メソッドを使うと、区切り文字を指定することで、区切り文字を目印にして文字列を分割することができます」


メールアドレスやURLを分割してみよう

Navigator

「split()メソッドは、分割した文字列を返す際に、それぞれの文字列を配列の要素として返してきますが、これをそのまま画面に書き出すと、分割した文字列が『,』で区切って表示されます」


split()メソッド
構文 String.split(separator[, limit])
パラメーター separator 1つ以上の文字を指定します。この文字が文字列を区切るための「区切り文字」になります。
limit 分割した文字を返す際の数を制限する場合に使用します。
Driver

「メールアドレスは『@』でユーザー名とドメインが区切られています。また、URLには、スキーム名やドメインなどを区切るために『/』が使われていますよね。そこで『@』や『/』を区切り文字として指定して、メールアドレスやURLを要素ごとに分割してみることにします」


URLを分割する(split.html)
Navigator

「URLでは『http:,,www.example.com』のように『,』が2つ並んで表示されるのは『http//』の2つ並んだ『/』で分割されているためです」


書籍紹介

JavaScript Web開発パーフェクトマスター

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金城俊哉著
秀和システム 3,672円

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