連載
» 2016年10月24日 05時00分 公開

Linux基本コマンドTips(58):【 df 】コマンド――ディスクの空き領域を表示する

本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、「df」コマンドです。

[西村めぐみ,@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

「Linux基本コマンドTips」のインデックス

Linux基本コマンドTips一覧

 本連載では、Linuxの基本的なコマンドについて、基本的な書式からオプション、具体的な実行例までを分かりやすく紹介していきます。今回は、ディスクの空き容量を調べる「df」コマンドです。

dfコマンドとは?

 「df」は、ディスクの空き領域(freeスペース)のサイズを集計して表示するコマンドです。引数でファイルやディレクトリを指定すると、そのファイルが保存されている場所の空き領域が表示されます。指定しなかった場合は、現在マウントされている全ての場所について空き領域を表示します。


dfコマンドの書式

df [オプション] [ファイル]

※[ ]は省略可能な引数を示しています




dfコマンドの主なオプション

 dfコマンドの主なオプションは次の通りです。

短いオプション 長いオプション 意味
-h --human-readable サイズに応じて読みやすい単位で表示する
-H --si 読みやすい単位で表示する。ただし、1024単位ではなく、1000単位の値を使用する
-Bサイズ --block-size=サイズ 指定したサイズの倍数で表示する。サイズは数値または単位で指定する
-k --block-size=1Kと同じ
-m --block-size=1Mと同じ
-P --portability POSIX出力形式(サイズではなくブロックで表示)
-i --inodes ブロック使用量の代わりにiノード情報を表示する
-T --print-type 各ファイルシステムの種類を合わせて表示する
-t種類 --type=種類 対象とするフォーマットの種類を指定する(例えば「-txfs」でXFSフォーマットの場所だけを表示)
-x種類 --exclude-type=種類 対象としないフォーマットの種類を指定する(例えば「-xtmpfs」で種類が「TYPE」ではないファイルシステムのみ表示する)
-a --all ダミーファイルシステムを含めて表示する
-l --local ローカルファイルシステムのみを表示する
--total 全体の合計も表示する
--sync 使用量の情報を得る前にsyncを実行する
--no-sync 使用量の情報を得る前にsyncを行わない(デフォルト)


ディスクの空き容量を調べる

 「df」を実行すると、ディスクの空き領域が表示されます。デフォルトでは、1K(1024バイト)のブロックサイズの表示となります。GBなど、読みやすい単位で表示したい場合は、「-h」オプションを使用します。

 空き領域は、マウントしているファイルシステムごと、つまり、パーティションごとに表示されます。空き領域の合計を表示したい場合は、「--total」オプションを使用します。

コマンド実行例

df

(ディスクの空き容量を表示する)(画面1の赤枠部分

df -h

(読みやすいサイズ表記で表示する)(画面1の青枠部分

df -h --total

(空き領域の合計も併せて表示する)(画面1の青枠部分


画面1 画面1 「df」で各パーティションの空き容量が表示される(赤枠部分)。「-h」オプションで見やすいサイズ、「--total」で合計が表示される(青枠部分)


表示単位を変更する

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。