新潟編:「田舎のしきたり」ってぶっちゃけどうよ……ボクのUターン体験記ITエンジニア U&Iターンの理想と現実(16)(4/4 ページ)

» 2016年10月31日 05時00分 公開
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高まる「新しい人を迎え入れる機運」

 けれども――これは個人的な印象ですが――以前と比べたら、地域のしきたりや、それに対してうるさく言う人は少なくなりました。というよりも、みんな協力的です。いろいろな役を担う人の世代交代が進んだこともありますし、人口減少をはじめとしたいろいろな課題が地方にはあるので、「このままじゃまずいよね。何とかしなくちゃね」という問題意識を持っている人が増えています

 問題を改善したり、新しい人を迎え入れたりする機運は、以前よりも高まっていると、個人的には思います。ですから、もしU&Iターンをお考えなら、今はとてもよい時期なのではないでしょうか。

 それでも、「田舎にU&Iターンしたいけれども、しきたりや人間関係が不安」という人もいるでしょう。知らない土地に入っていくのは誰もが不安ですよね。それならば、いきなり移住するよりも、いろいろなイベントに参加することから始めてもいいし、まずはアパートに暮らすのもいいのかなと思います。アパートなら地域との関わりは薄いし、しきたりや濃い人間関係はあまりありませんので。

 もし、私が住んでいる妙高高原地域にU&Iターンをお考えの方がいらっしゃったら、「実際どうなの?」といった情報提供や行政機関との橋渡しができます。もし興味があれば、プロフィール欄の連絡先にご連絡ください。

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筆者プロフィール

竹内義晴

しごとのみらい理事長 竹内義晴

「仕事」の中で起こる問題を、コミュニケーションとコミュニティの力で解決するコミュニケーショントレーナー。企業研修や、コミュニケーション心理学のトレーニングを行う他、ビジネスパーソンのコーチング、カウンセリングに従事している。

著書「うまく伝わらない人のためのコミュニケーション改善マニュアル(秀和システム)」「職場がツライを変える会話のチカラ(こう書房)」「イラッとしたときのあたまとこころの整理術(ベストブック)」「『じぶん設計図』で人生を思いのままにデザインする。(秀和システム)」など。


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