もうデータベースアップグレードは怖くない! 「Oracle RAT+Oracle Cloud」で簡単、省コストにテストする「12c」に向けた最大の関門も、この組み合わせで楽々突破!(6/6 ページ)

» 2017年01月12日 07時00分 公開
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工数が大きく減るから、さまざまなケースでテストを導入できる

 Oracle RATとOracle Cloud(Oracle Database Cloud Service)を用いたデータベースのテストの流れは以上の通りだ。ここではアップグレードに伴うテストの例にとったが、長内氏は、ほかにも次のようなケースで変更前後の性能を比較したい場合には、Oracle RATが有効だと話す。

  • 統計情報のリフレッシュ後
  • パラメーターの変更、索引の追加時
  • ストレージの構成変更時(領域の追加など)
  • パッチ、パッチセットの適用時
  • 新機能の導入時(圧縮、暗号化、インメモリなど)
  • マイグレーション時(OS、ハードウェアの変更)

 なお、次に示すのは、Oracle RATとOracle Cloudを使うことで、テストの工数をどのくらい削減できるのかをまとめた図だ。

photo

 「Oracle RATにより、図にグレーで記した部分の作業が不要となり、オレンジで記した作業が大きく簡略化されます。加えて、『テスト環境の準備』という煩雑な作業は、Oracle Cloudによって簡素化されます(図の青字部分)。こうして1回のテストにかかる工数や期間を大きく削減できるので、それによって得た余力を、テストの回数を増やすことによるシステム品質の維持/向上、あるいはシステムの改善や新規システムの企画、Oracle Databaseの新機能の学習などに使われるのもよいでしょう」(長内氏)

 以上、ここではアシストの長内氏による解説により、Oracle RATとOracle Cloudを用いたデータベースに対するテストの概要を紹介した。なお、アシストでは両ツール/サービスを用いたデータベースのバージョンアップテストの方法について、実機を使って詳しく学ぶことのできるハンズオンセミナーを随時開催している。本記事を読んで関心を持たれた方は、下記に紹介するリンク先で詳細を確認のうえ、奮って参加いただきたい。また、2017年4月末までの期間中、Oracle Cloudを活用したデータベースバージョンアップに取り組む企業を支援する「12c R2 × Oracle Cloudスタートアップキャンペーン」を実施している。12c R2へのバージョンアップを検討している企業は、下記の関連情報のリンク先で同キャンペーンの詳細をご確認いただきたい。

アシスト主催「Real Application Testing ハンズオンセミナー on Oracle Cloud」開催

本記事で紹介したOracle Real Application TestingとOracle Cloudよるデータベーステストの方法について、ハンズオン形式で詳しく解説するセミナーを下記の要領で開催します。

開催日

  • 2017年1月19日(木)13:30〜17:30(受け付け開始:13:00)
  • 2017年3月9日(木)13:30〜17:30(受け付け開始:13:00)
  • 2017年4月4日(火) 13:30〜17:30(受け付け開始:13:00)
  • 2017年6月2日(金) 13:30〜17:30(受け付け開始:13:00)
  • 2017年7月11日(火) 13:30〜17:30(受け付け開始:13:00)

会場

  • アシスト本社 6F(東京都千代田区九段北4-2-1市ヶ谷東急ビル) 最寄り駅:市ヶ谷駅(JR、都営地下鉄、東京メトロ各線)

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アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2017年2月11日

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