オラクルは2017年1月現在、オンプレミスとクラウドの違いを意識することなく両者の間を自在に行き来し、企業が築いたIT資産の有効活用を図る“ハイブリッドクラウド”の戦略を推進している。オンプレミスのVMware資産をそのままパブリッククラウド上に展開できるOracle Ravello Cloud Serviceも、この戦略に合致したサービスである。
それでは、Oracle Ravello Cloud Serviceでは、どのようなテクノロジーによってこれを実現しているのだろうか。サダニ氏は次のように説明する。
「Oracle Ravello Cloud ServiceにデプロイされたVMwareによる仮想サーバ環境は、オンプレミスと同様にVMwareのインフラ上にあると認識して動作します。ネットワーク構成やストレージ構成もオンプレミスと変わりません。これを実現するために、Ravelloでは独自に開発した『ネステッド仮想化エンジン(Nested Virtualization Engine)』『SDN(Software Defined Networking)』、そして『ストレージ技術』の3つのキーコンポーネントを使用しています。これらのコンポーネントが密接に連携した仮想化プラットフォーム(Ravello HVX)により、パブリッククラウド上でもオンプレミスと同じVMware環境だと認識させているのです」
サダニ氏は、これらの技術を核にして、今後もさらなるサービス拡充に努めていくと話す。
「ラベロ・システムズは非常に小さな企業でしたが、グローバル企業であるオラクルの一部になったことで、世界中のお客さまにより安心してお使いいただけるようになり、さらに充実したサポートをご提供していくことが可能になりました。オラクルはクラウドとオンプレミスで多彩なサービス/製品を提供していますが、それらをRavelloと効果的に連携させることで、より優れたサービスを提供していけると考えています。今後のサービス拡充にご期待ください」(サダニ氏)
Oracle Ravello Cloud Serviceは現在、14日間の無償トライアルを実施している。VMwareによるアプリケーション資産をパブリッククラウド上でも活用したいと考える企業は、ぜひ下記のリンク先を参照のうえ、同サービスの実力を直接ご確認いただきたい。
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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2017年2月19日
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