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» 2017年02月01日 05時00分 公開

IT用語解説系マンガ:食べ超(108):このAIは、社長のゆるふわ要件を完璧に機械翻訳する (4/4)

[倉田タカシ(@deadpop),@IT]
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マルコフ君「このメガネを掛けると世界が変わるっす!! 世界は全部HTMLだったんすよ!!」わたし「おおー」荒木さん「これはすごい」わたし「テーブルはDIVなんですね」荒木さん「むしろ窓が細かいテーブルに……」わたし「社長、タグが重複しています」社長「えっ なになに?」荒木さん「世界がHTMLであることよりも HTMLのバージョンが4.01だということの方が問題では?」おばあちゃん「今や大小さまざまな機械が翻訳の仕事に従事してるのよ!」翻訳してくれるオムライス ケチャップで書くと中のご飯粒の1つに訳が表示されます 掃除機の言葉を扇風機の言葉に翻訳してくれるヘリコプター 寝言を悪夢の実況に翻訳してくれる落ち武者の霊 「そこへ出てきたのが凶暴なハムスター」わたし「機械じゃないのでは……」
高田君「営業サイドの言葉と制作サイドの言葉を相互翻訳してくれるツールがあるといいんですけどね」おばあちゃん「あー、それはもう実験済みよ。翻訳ツールを通したらお互いの本音が素通しになって、たった1日で会社が廃墟になったんですって」わたし「高い授業料ですねー」社長「ひらめいた!! 究極の機械翻訳としての自動プログラミングだ!! つまり人間の言葉をダイレクトにプログラミング言語に翻訳してくれるツールなのだ!」「バーンとなってほしい」社長「これが1万行のコードに翻訳される!」わたし「ヒューマンにも不可能ですけど……」社長「これを開発できれば世界を捕れるぞ!」荒木さん「ヒューマンには不可能なのでは」マシン「経営者の精神を翻訳できる系のマシンです」わたし「あっお願いします。翻訳精度を判定できない」社長「言葉の壁はハートで越えていこう!」わたし「取りあえずハートで危険を察知しました」

 本音が赤裸々すぎるため、オブラートに包む翻訳ツールをかませる企業が増えたとのこと。

筆者プロフィール

倉田タカシ

倉田タカシ

イラストレーター、マンガ家、文筆業、Web制作業。

著書「母になる、石の礫【つぶて】で」(早川書房)

河出書房新社『NOVA2』『NOVA10』、東京創元社『量子回廊』に短編を収録。共作Web企画『旅書簡集 ゆきあってしあさって』に参加中。

http://yukiatte.tumblr.com/



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