連載
» 2017年08月29日 05時00分 公開

【12c対応】とにかく苦労しない「RAT」簡単攻略テクニック(3):SPA実行準備編──本番環境で流れるSQLを丸ごと取り出して「STS」を作成する (3/3)

[長内麻記,株式会社アシスト]
前のページへ 1|2|3       

STEP 3:STSのエクスポートとインポート

 続いて、作成したSTSをSPA実行環境へインポートする作業を行います。STSはダンプファイルとしてデータベースから出力でき、SPA実行環境へも簡単に転送できます。以下の動画をご覧ください(動画2)。

 ここでは、エクスポートとインポートで一時的に使用する表領域を指定しています。これはSYSAUX表領域内にあるSTSのデータを、一時的に出力するステージング表の表領域となります(図7)。

photo 図7 STSのエクスポート/インポート工程の流れ

 SYSAUX表領域内のSTSは「パック」と呼ばれる処理でステージング表に出力され、その表がExportコマンドでダンプファイル形式に出力されます。インポート時はエクスポートとは逆に、ステージング表を経由してSYSAUX内に格納される流れです。

 もちろんコマンドラインでの操作も可能です。この場合は、パック/アンパックなどの処理がプロシージャ(DBMS_SQLTUNE.PACK_STGTAB_SQLSETなど)として用意されているので、図7と同じ流れで1つ1つ実行していきます。

 これでSPAを実行する準備が整いました。次回は実際に「SPAを実行」してSQLテストを行っていきましょう。

筆者紹介

長内麻記(おさない まき)

photo

株式会社アシスト所属 入社以来、Oracle Database一筋。2017年現在はOracle Databaseのお役立ち機能を分かりやすく、楽しく伝えることを目標に活動中。10代の頃の夢は動画クリエーター。当時の知識を生かし、機能解説動画を自作することもある。好きなOracleオプションはReal Application Testing。好きな食べ物はギョーザ。


前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。