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「Google Chrome」(以下、Chrome)のWindows OS/macOS版は、セキュリティアップデートや機能更新などで新しいバージョンが利用可能になると、バックグラウンドで更新版をダウンロードして自動的に適用するようになっています。そのため、Chromeを起動したり、再起動したりすると、自動で更新版にアップデートされます。
ただ、Chromeをしばらく開いたまま、再起動することなく使い続けていると、更新が実行されず、保留されてしまいます。その場合、Chromeのアドレスバー(オムニボックス)の右側にある[メニュー]アイコンが以下のように変わります。
[メニュー]アイコンの色 | 状態 |
---|---|
緑色 | 更新版が利用可能になってから2日以上経過 |
オレンジ色 | 更新版が利用可能になってから4日以上経過 |
赤色 | 更新版が利用可能になってから7日以上経過 |
[メニュー]アイコンの色と更新版が利用可能になってからの日数 |
このような状態で使い続けていると、セキュリティ的に脆弱(ぜいじゃく)なままとなってしまいます。特にChromeに対するウイルスなどによる攻撃が広まっている場合は、早急に最新版への更新を行う必要があります。
Chromeの[メニュー]アイコンの色が変わっている場合は、[メニュー]アイコンをクリックします。表示されたメニューの先頭に[Google Chromeを更新]が表示されるので、これをクリックすると更新が行われて、Chromeの再起動が促されます。再起動を実行すると、最新版への更新が行われます。
Chromeが最新版に更新されたかどうかは、メニューの[ヘルプ]−[Google Chromeについて]で確認します(後述)。
更新版の提供が始まっても、すぐに[メニュー]アイコンの色が変わるわけではありません。配信が行われるまでタイムラグがあるからです。
緊急性の高い脆弱性に対する更新が行われているような場合(そういった報道があった場合)、すぐに更新したい、ということもあるでしょう。そのような場合、以下のように手動で更新作業を行うことで、最新版にアップデートすることが可能です。
Chromeの[メニュー]ボタンをクリックし、表示されたメニューで[ヘルプ]−[Google Chromeについて]を選択します(アドレスバーに「chrome://settings/help」と入力しても構いません)。
すると「Chromeについて」という設定画面が表示されます。このとき、自動的に最新版の提供が行われていないか確認されます。その結果、新しいバージョンが提供されていたら、自動的にダウンロードと更新が実行されます。
右ペインの「Google Chrome」の下に「アップデートが適用されました。更新を完了するにはGoogle Chromeを再起動してください。……」と表示されたら、[再起動]ボタンをクリックします。Chromeが再起動されて、更新が適用されて、最新版となります。
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