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» 2018年06月19日 05時00分 公開

Visual Studio Codeで始めるPythonプログラミング:あると便利? VS Codeで使えるPython関連の拡張機能 (2/3)

[かわさきしんじ,Insider.NET編集部]

行末に余計な空白文字が入っていないかをチェック:Trailing Spaces拡張機能

 行末に潜む余計な空白文字はちょっと気分が悪いものだ。VS Codeでは、ファイルの保存時にデフォルトで行末の空白文字を自動削除してくれる。自動削除するのではなく、行末に空白文字があれば、それをハイライト表示してくれるのが、Shardul Mahadik氏によるTrailing Spaces拡張機能だ。

Trailing Spaces拡張機能 Trailing Spaces拡張機能

 この拡張機能をインストールしていると、次の画像のように行末にある空白文字をハイライト表示してくれる。

fact関数定義の先頭行末尾に余計な空白文字があることが一目で分かる fact関数定義の先頭行末尾に余計な空白文字があることが一目で分かる

 上の画像では、VS Code自体の設定項目で単語間にある1個の空白文字は表示しないが、それ以外は表示するように設定してあるため、「・」で空白文字表示が行われるとともに、ハイライト表示も行われている。

 また、コマンドパレットにも以下のコマンドが追加されるので、必要に応じて使ってみてもよいだろう。

Trailing Spaces拡張機能で追加されるコマンド Trailing Spaces拡張機能で追加されるコマンド

 Trailing Spaces拡張機能で設定可能な項目についてはドキュメントの「Options」を参照されたい。

 Trailing Spaces拡張機能と重複するところもあるが、行末の空白文字に関連するVS Codeの設定としては以下のものがある。

  • editor.trimAutoWhitespace項目:コピー&ペーストなどにより自動で挿入された行末の空白文字を自動削除する。デフォルト値はtrueで、自動削除する
  • files.trimTrailingWhitespace項目:行末の空白文字をファイル保存時に自動削除する。デフォルト値はfalseで、自動削除しない
  • editor.renderWhitespace項目:空白文字の表示方法を指定する。設定可能な値は"none"(明示しない)、"boundary"(単語間にある1個の空白文字は明示しない)、"all"(全ての空白文字を明示する)。デフォルト値は"none"

 これらの設定項目があり、重複する機能もあるので無理にこの拡張機能を入れる必要はないかもしれないが、行末の余計な空白文字が気になる人は、Pythonに限らずインストールしておくと気分良くコードを書けるだろう。

スニペットでコード入力を省力化:Python Extended拡張機能

 Taiwo Kareem氏によるPython Extended拡張機能は、Python用のスニペット集だ。

Python Extended拡張機能 Python Extended拡張機能

 例えば、以下はこの拡張機能を無効化した状態でIntelliSenseによる入力候補を表示しているところだ。

Python Extended拡張機能がない場合の例 Python Extended拡張機能がない場合の例

 一方、この拡張機能が有効だと、次のようになる。

Python Extended拡張機能が有効な場合の例 Python Extended拡張機能が有効な場合の例

 一番上はVS Codeが提示してくれるものだが、その下に多くの入力候補がスニペットとして表示されている。上から2つ目を選んで[Tab]キーを押せば、引数も含めて、コードを補完してくれる。

Python Extended拡張機能によるコード補完を利用したところ Python Extended拡張機能によるコード補完を利用したところ
スニペットなので、引数aの位置で値を入力して、[Tab]キーを押せば、引数bの入力に取り掛かれる。

 もちろん、引数aとbの間は[Tab]キーでの移動が可能だ。これらのスニペットを活用することで、コード記述の省力化が図れるだろう。

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