プログラミング知識不要、アイリッジがスマートスピーカー向けアプリの開発プラットフォーム「noid」を発表「Amazon Alexa」や「Google Home」向けのアプリが容易に作れる

アイリッジは、スマートスピーカー向けアプリ開発プラットフォーム「noid」のサービス提供を2018年8月に開始する。プログラミングの知識がなくても「Amazon Alexa」や「Google Home」向けのアプリを開発できる。

» 2018年06月26日 08時00分 公開
[@IT]

 アイリッジは2018年6月22日、スマートスピーカー向けアプリの開発プラットフォーム「noid」のティーザーサイトを公開し、事前登録の受付を開始した。同年8月に、noidのサービス提供を開始する予定。アイリッジはトライアル用の無償プランと、商用利用が可能な有償プランを用意する。

 noidは、「まるでノートに書き出すように」をコンセプトにした、スマートスピーカー向けアプリを設計、構築できるクラウドサービス。「Amazon Alexa」や「Google Home」など、複数のスマートスピーカーに対応する。

 noidではプログラミングの知識がなくてもアプリを開発でき、公開まで可能だという。例えば、noidの開発画面で音楽ファイルをアプリにドラッグ&ドロップするだけで、オーディオプレーヤー機能を実装できる。ストレージサーバを用意したり、音楽ファイルへのリンクを貼り付けたりといった作業は不要。さらに、「フラッシュブリーフィング」や「API連携」といった機能も備える。

noidの機能紹介(出典:アイリッジ)

 アイリッジによると、スマートフォンアプリの開発実績がある同社に、最近需要が高まっているスマートスピーカー向けアプリの開発に関する問い合わせが増えているという。そこで同社では、2018年をスマートスピーカー市場の黎明(れいめい)期と位置付け、noidの提供によってスマートスピーカー向けアプリ市場の活性化を図るとしている。

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