ニュース
» 2018年12月28日 13時30分 公開

3割のユーザーが攻撃に遭遇:新たなマルウェアやランサムウェアの検知数は2017年比4割増、カスペルスキー

カスペルスキーが発表した2018年版のサイバー脅威の動向レポートによると、悪意あるファイルの1日当たりの検知数は2017年と比べてわずかに減ったものの、新たに検知したマルウェアやランサムウェアは2017年と比べて40%以上増加し、攻撃が先鋭化した。

[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 カスペルスキーは2018年12月26日、2018年のサイバー脅威の動向をまとめたレポート「Kaspersky Security Bulletin 2018 STATISTICS」に基づいた発表を行った。

 それによると、2018年1〜10月に検知した新たな悪意のあるファイルのうち、バックドアと判明したマルウェアは2017年と比べて44%、ランサムウェアは43%、それぞれ増加した。また30%のユーザーが、この1年間で少なくとも一度はWebベースの攻撃に遭遇していた。

2018年のサイバー攻撃(出典:カスペルスキー

 2018年1〜10月の期間、全世界でKaspersky Lab製品が検知したオンラインリソースからの攻撃は、18億7699万8691件。Webアンチウイルスソリューションが検知した悪意あるオブジェクトの種類は、2164万3946種類だった。

 新たな悪意のあるファイルの1日当たりの検知数は34万6000件で、2017年と比べると微減だった。その内ランサムウェアは3.5%、バックドアは3.7%。これらの割合は少ないものの、前述のように2017年と比べた増加率は高かった。

 Kaspersky Labでアンチマルウェアチームの部長を務めるVyacheslav Zakorzhevsky氏は次のようにまとめている。

 「悪意あるファイルの1日当たりの検知数がわずかに減少したことから、犯罪者が、既に有効だと証明されている従来のマルウェアの再利用に関心を寄せている可能性がうかがえる。一方で、バックドアとトロイの木馬型ランサムウェアの検知数の急増は、攻撃者たちが標的の機器に侵入し、利益を得るための新しい方法を常に探していることを示している」

2019年はどうなる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。