RPA導入で社員にもロボットダンスする余裕ができましたIT用語解説系マンガ:食べ超(154)(4/4 ページ)

» 2019年01月09日 05時00分 公開
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社長「業務を無人化したい……」わたし「翻訳機によれば「給料を払いたくない」とのことですが」社長「給料は払いたいよ!」社長「私は給料を払いたい……だが私の中の経営者の血がそうさせてくれないのだよ、分かってくれるね」わたし「瀉血しましょうか」社長「というわけでRPAツールの選定をしてほしいんだよね」荒木さん「この流れでそれですか」社長「従業員を減らせるかもしれん……」わたし「社長はかなり誤解してるけど、サビ残を減らせるのでは」何となく一致おばあちゃん「RPAツールは使いやすいインタフェースが重要!おばあちゃんがえりすぐってあげたわよ」いるか「こんにちは〜何でもお手伝いしまーす!!」わたし「わーーー」いるか「このセルを結合すればいいんですよね!」わたし「早合点しないでー!!」マルコフ君「失敗しても叱らないで!愛情をこめてじっくり育ててください」わたし「即戦力じゃないんだ」
おばあちゃん「こっちのは古代の超科学で作られたロボですってよ」わたし「その設定要ります?」超ロボ「何なりと望むがよい。定命の者たちよ」わたし「微妙に腹立たしいぞ」おばあちゃん「つまらなさそうに作業するから相対的に人間の仕事が高級に感じられるんですって」わたし「それはアウトなのでは」おばあちゃん「これは5年くらいかけてじっくり教えるといい仕事をしてくれるタイプ」わたし「ほぼ人?」おばあちゃん「作業内容をC++でプログラミングすることも可能よ!」わたし「そういう本末転倒ってありますよね」わたし「マルコフ君にはお給料を出さないとダメですからね!!」社長「よし全て導入しよう!!」わたし「ちょ。せめてもっとちゃんとしたのを」複数のオモシロRPAを導入すると業務効率は上がるのか?今壮大な実験が始まった……!!社長「収益は下がったけどオモシロ企業として取材されたので元はとれたぞ」わたし「現場……」荒木さん「疲弊……」

筆者プロフィール

倉田タカシ

倉田タカシ

イラストレーター、マンガ家、文筆業、Web制作業。

著書「母になる、石の礫【つぶて】で」(早川書房)、「うなぎばか」(早川書房)など

河出書房新社『NOVA2』『NOVA10』、東京創元社『量子回廊』に短編を収録。共作Web企画『旅書簡集 ゆきあってしあさって』に参加中。

http://yukiatte.tumblr.com/



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