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» 2019年01月18日 11時00分 公開

機械学習などに向く:Tesla T4がGoogle Cloud Platformで利用可能に、日本のリージョンもGPUインスタンスに対応

NVIDIAの最新GPU「Tesla T4」がGoogle Cloud Platformで、パブリックβとして利用可能になった。利用料金はGPU1基当たり1時間0.29ドル。GPUに最適化したソフトウェアを実装したコンテナもNVIDIAのカタログであるNGCからダウンロードできる。

[@IT]

 NVIDIAは2019年1月16日、同社の最新GPU「Tesla T4」がGoogle Cloud Platform(GCP)で、パブリックβとして利用可能になったと発表した。

 同時に、同社のGPUが利用できるGCPのリージョンが増え、これまでの米国とヨーロッパに加えて、新たに日本、ブラジル、インド、シンガポールでも利用できるようになった。

 GCPのプリエンプティブ仮想マシンインスタンスでT4 GPUを利用する際に必要な料金は、GPU1基当たり1時間0.29ドル。オンデマンドのインスタンスでは、GPU1基当たり1時間0.95ドルからで、最大30%の継続使用割引もある。

Tesla T4の外観(出典:NVIDIA

 Google Cloudのプロダクトマネージャーを務めるChris Kleban氏は次のように述べている。

 「NVIDIA K80、P4、P100、V100というGPUラインアップにT4が加わることで、ハードウェアアクセラレーションによるコンピューティングについての顧客の選択肢が広がる。T4は推論ワークロードを実行するのに最適なGPUだ。FP32(単精度浮動小数点数)に加えてFP16(半精度浮動小数点数)やINT8(8バイト整数)、INT4(4バイト整数)といった演算精度に対応し、精度と演算性能を柔軟に選択できる」

 T4は、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)やディープラーニングのトレーニングと推論、機械学習、データ分析、グラフィックスなどに向けた、Turing Tensorコアを採用したGPU。

 演算性能は、単精度浮動小数点演算が8.1TFLOPS(Floating-point Operations Per Second)、半精度浮動小数点演算が65TFLOPS、8バイト整数演算が130TOPS(Trillion Operations Per Second:1秒間に1兆回の演算が可能)、4バイト整数演算が260TOPSと高い。

 なお、GCPの新しいT4インスタンスで機械学習やHPCに向けたソフトウェアは、NVIDIAのカタログであるNVIDIA GPU Cloud(NGC)からダウンロードできる。NGCからは、機械学習向けライブラリのTensorFlowや、データサイエンス向けライブラリのRAPIDSなど、GPUに最適化したソフトウェアを実装したコンテナを入手できる。

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