連載
» 2019年01月24日 05時00分 公開

ITエンジニア U&Iターンの理想と現実(56):長崎編:アパレル出身のラーメン男子、離島でWebサービスを楽しく作る (2/3)

[志田山修平,@IT]

福岡と五島でリモートワーク

 会社の所在地は福岡です。

 大学進学以来10年ほどを福岡で過ごし、まだこの地で働くつもりでした。しかし2018年2月、家庭の事情で五島へ帰ることになったのです。

 最初は、福岡の会社を辞めて五島で仕事を探すつもりでしたが、社長に「リモートで働いてみないか」と言ってもらい、リモートワークをすることになりました。

 リモートワークを始める前はとても不安で、「何か行き詰まったときにどうしよう」という気持ちがありました。しかし稼働してみたら、メンバーがフォローしてくれて、うまくコミュニケーションを取れました。

 社内ではもともと、ChatWorkを使って案件の進捗(しんちょく)を確認したり、ファイルの受け渡しや打ち合わせを行ったりしていましたし、ChatWorkやSkypeで画面の共有もできるので、こちら側で問題が起きた時も会社のメンバーがすぐに対応してくれました。そういった環境もあり、リモートでの作業は、割とスムーズに進みました。

 ツラかったのは「1人ぼっち」ということでした。

 私は人と話すことが好きなので、1人で作業するのが当時はとてもツラかったのです。でも最近は五島のエンジニアたちと知り合えたので、仕事などの相談に乗ってもらい、寂しさをうまく紛らわせています。

そして、フリーランスへ

 五島に帰ってからしばらくの間は、会社員としてリモートワークをしました。月に一度は本社のある福岡に出張して、リモートでは確認できない内容を打ち合わせしました。

 そして半年後、独立してフリーランスで仕事をすることになりました。

 独立するときはちょっと不安になりましたが、「いずれは何処かのタイミングで、1人で始めるんだろうな」という気持ちは前からあったので、大丈夫でした。今でも「この先どうなるんだろう」という気持ちは、いつもありますが(笑)。

 一番不安だったのは、「どうやって案件を頂くか」でした。アプリを作ったりメディアを作ったりできますが、それをまとまった収入に変えるにはとても時間がかかります。成功するかどうかも難しい。「目の前の収入をどうにかしないといけないな」と思いました。

 幸いにも、独立前まで勤めていた福岡の会社から、手伝える案件があるときに外注として仕事をもらえることになりました。それは今も継続しています。

 しかし、これだけでは食べていけません。他の案件も獲得する必要があります。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。