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» 2019年02月06日 11時00分 公開

80種類以上のデータソースに対応:Microsoft、「Azure Data Factory」のデータソースコネクターを拡充

Microsoftは、フルマネージドデータ統合サービス「Azure Data Factory(ADF)」に各種データストアからデータを取り込むためのコネクターを拡充した。

[@IT]

 Microsoftは2019年2月4日(米国時間)、「Microsoft Azure」で分析ワークロードを実行するためのフルマネージドデータ統合サービス「Azure Data Factory(ADF)」に各種データストアからデータを取り込むためのコネクターを拡充したと発表した。

 ADFでは、80種類以上のデータソースからシンプルなドラッグ&ドロップでデータをコピーできる。さらに柔軟な制御フローや豊富なモニタリング機能、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)機能により、SLA(サービスレベル契約)に合わせてETL/ELT(抽出、変換、ロード/抽出、ロード、変換)フローを運用管理できる。

Azure Data Factoryではさまざまなデータソースからデータをコピーできる(出典:Microsoft

 Microsoftが今回、対応可能な分析ワークロードのシナリオや可能性を広げる一連の新しいADFコネクターをリリースしたことで、例えば次のような処理が可能になった。

  • 「Google Cloud Storage」から「Azure Data Lake Gen2」にデータを取り込み、「Azure Databricks」を使って、他のソースからのデータとともに処理する
  • サードパーティーデータベンダーが「Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)」互換のデータストレージを使用している場合、そこからAzureにデータを取り込む
  • 「Azure Cosmos DB」のMongoDB用APIで「MongoDB」などからデータをコピーし、アプリケーションで使用する
  • 多様なSaaSアプリケーションにアクセスするための拡張可能なポイントとなるRESTfulエンドポイントからデータを取得する

 今回リリースされた新しいコネクターと、既存コネクターに追加された機能の概要は、次の通り。

Azure Cosmos DBのMongoDB用API

 既にサポート済みのSQL APIに加えて、MongoDB APIとの間でデータを双方向にコピーできるようになった。Azure Cosmos DBへの書き込みについては、Azure Cosmos DBバルクエグゼクタライブラリ上にコネクターシンクが作成され、パフォーマンスの最大化を図れる。

Amazon S3

 ADFでは、Amazon S3コネクターでS3エンドポイントのカスタム構成が可能だ。このため、Amazon S3コネクターを使って、Amazon S3サービスだけでなく、任意のS3互換ストレージプロバイダーからデータをコピーできる。

Google Cloud Storage

 Google Cloud StorageはAmazon S3と互換性があるため、Google Cloud Storageからデータをコピーすることが可能だ。このデータコピーは、Amazon S3コネクターと、Google Cloud Storageの対応するS3エンドポイントを使って行う。

MongoDB

 MongoDBの機能のカバー範囲、パフォーマンス、スケーラビリティに関するフィードバックを踏まえ、MongoDBコネクターの新バージョンをリリースした。このコネクターは、接続オプション付きの汎用MongoDB接続文字列や、ネイティブMongoDBクエリ、階層データの抽出など、MongoDBの包括的なネイティブサポートを提供する。

Azure Database for MariaDB

 「Azure Database for MariaDB」からデータをコピーできる。

汎用REST

 さまざまなRESTfulサービスやアプリケーションからデータをコピーできるようになった。ADFでは、汎用HTTPコネクターに加えて、目的を絞ったRESTコネクターが提供されている。RESTコネクターは、Azure Active Directory(AAD)や、サービスプリンシパル認証、AzureリソースのマネージドID認証、改ページルールをサポートする。

汎用OData

 ADFは、ODataエンドポイントからデータをコピーする際に、サービスプリンシパル認証とAzureリソースのマネージドID認証をサポートする。

Dynamics AX(プレビュー版)

 ODataプロトコルとサービスプリンシパル認証を使用して、「Dynamics AX」からデータをコピーできるようになった。「Dynamics 365 Finance and Operations」からデータをコピーするために、Dynamics AXコネクターを使うこともできる。

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