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» 2019年03月27日 10時00分 公開

セキュリティ/可用性もクラウドで:中小企業のWebサイト1万件を支える社長が語る、Webをビジネスに生かすための極意

1万以上に上る中小企業のWebサイトを支えているガーディアンの青山裕一社長に、中小企業や自治体のWebサイトを成功させるコツを聞くと、「運用を開始した後、成果を出すための努力を継続することが重要」と話す。だが、人も金も少ないところは、どうすればいいのだろうか。

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 1万以上に上る中小企業のWebサイトを支える構築・運用プラットフォームを展開しているガーディアンの青山裕一社長は、この分野のプロだといえる。同氏に中小企業や自治体のWebサイトを成功させるコツを聞くと、次のように答えた。

 「誰もが最初は格好の良いWebサイトを作りたいものです。私たちはこれが容易にできるようにして、支援しています。ただし、『格好の良いものを作ったら終わり』ではありません。運用を開始した後、顧客のビジネスに成果を出さなければなりません。Webサイトは今や単なる飾りではなく、事業を発展させるためのものだからです」

「結果を出せるWebサイト」が専門知識なしにできる理由

ガーディアンの青山裕一社長

 ガーディアンは、Webサイト構築・運用の「予算がない」「知識がない」「担当者がいない」の三重苦に悩まされている中小企業にとって役立つユニークなサービス「OWLet」を展開している。

 OWLetは、基本的には「CMS(コンテンツマネジメントシステム)」と呼ばれる仕組みだ。全国に存在するガーディアンのパートナーとなっているWebサイト制作会社が、このシステムを使い、中小企業などの顧客のためにWebサイトを構築する。そして、ガーディアンがそのWebサイトの運用を担当し、パートナーは顧客対応に当たる。

 全国のOWLetパートナーは、Webデザイナーさえいれば、安定した品質の動的なWebサイトを構築できる。つまり、顧客のビジネスに貢献できるWebサイトを作ることに専念できる。技術的な部分は、OWLetによって自動化されているからだ。このシステムを使うことで、パートナーはWebサイト制作・運用サービスを安価に提供できる。

 ガーディアンは顧客に直接サービスを提供するWebサイト制作会社として成長してきた企業。顧客が増えるにつれ、安定した品質のWebサイトを迅速に構築しなければならない必要性にかられ、自社のノウハウを詰め込んだWebサイト構築・運用自動化システムとしてOWLetを開発したという経緯がある。

 その後、パートナーの黒子としてOWLetの提供を開始。このシステムは、2年間のうちに1万サイトを支える構築・運用プラットフォームに育った。

 このような実績に基づく、冒頭の「成果を出す」というコメントは、実は深い意味を持っている。

 青山氏は、Webサイトがエンドユーザーである中小企業の事業や業務に貢献できなければならないと考えている。

 「実際のところ、Webサイトは今や、中小企業であっても、低コストで世界中に自社をアピールできるビジネス上の武器になりました。しかし、ビジネスに生かせるよう工夫しなければ、成果を上げることはできません」(青山氏)

 だからこそ、構築後のPDCAの継続が重要だという。

 「Webサイトをビジネスに生かすためには、運用開始後も、身体で言えば健康診断のように定期的なチェックを行い、改善すべき点はないかを探って、対策を講じるというサイクルを回していくことが重要です。単純な話として、Webサイトを立ち上げたなら、できるだけ多くのアクセスを獲得することを目指すべきです。あるいは、伝えたいメッセージをできるだけ多くの人たちに、確実に伝えられるようにすべきです。このためには、コンテンツの構成から、『SEO対策』と一般に呼ばれるものに至るまで、さまざまな側面から継続的な改善に取り組む必要があります」(青山氏)

 そう言われても、「自社にノウハウはないし、高価なコンサルティングに金を払い続ける余裕もない」と反発したくなる企業がほとんどだろう。こうした反応を見越して、ガーディアンではOWLetにWebサイトの改善点を自動でアドバイスする機能を組み込んでいる。

 こうした機能を使えば、例えばSEO用語がほとんど理解できないような人でも、効果的なWebプロモーションを実行するために何をすればいいかが分かるようになっている。

 例えば自社のWebサイトについて、ページビュー/ユーザー数、直帰率/離脱率などに加え、どこからどのようにアクセスが流入してきているのかが一目で分かる。このため、SNSや検索エンジンへの広告を含めた対策を、どのように運用・フォローすべきかが見出しやすいという。SNS投稿については、投稿ごとのリーチ数や反響がグラフ化されるため、各投稿の貢献度が一目で分かる。

 検索エンジン対策についても、ある程度の自動化されたアドバイスが得られるという。Google検索では、アルゴリズムがブラックボックス化されているだけでなく、不定期に変更されることが、Web担当者の頭を悩ませている。だが、ガーディアンでは複数のWebサイトを使った定点観測を通じ、Google検索における各種キーワードのパフォーマンスを常時解析し、この結果を自動アドバイスシステムに反映させているという。

 OWLetのSEO対策機能では、Googleのキーワード検索順位の推移が自動的にグラフ化される。これにより、自社の行っている対策が正しいかどうかを常時確認できる。また、SEO対策ができているかどうかをページ単位で自動判定し、○×で示してくれる。

Googleキーワード検索順位の推移が自動でグラフ化される

ページごとにSEO対策ができているかどうかを○×で判定

 こうしたサービスの前提として、パートナーやエンドユーザー顧客には目に見えにくいが、Webサイトの安定稼働とセキュリティの確保は本来非常に重要だと、青山氏は力説する。肝心のWebサイトが性能不足やダウンでアクセスを処理できない、あるいはセキュリティ上の侵害を受けたとなれば、どんなSEO対策も水泡に帰するどころか、エンドユーザー組織の評価が崩壊する可能性すらあるからだ。

 ガーディアンではWebサイトについては三重の冗長化を実施。セキュリティに関しては、6人の社外ホワイトハッカーと契約し、スキがないかどうかを常時チェックしているという。

 上記はいわばアプリケーション側の対策といえるが、インフラについてはIBM Cloudを採用し、安定稼働とセキュリティを担保しているという。

 「インフラは、エンドユーザー、パートナー、そして私たちも、意識しないで済むに越したことはない。IBM Cloudはそれを実現してくれています」(青山氏)

 実は以前、ガーディアンは他のクラウドサービスを利用したことがある。その際は、Webサイトを稼働させる仮想サーバの不安定さや性能不足に悩まされたという。具体的には、それまでオンプレミスで運用していたサーバのうち約2割をこのクラウドに移行したところ、移行したサーバの8割でトラブルが発生したという。ところがIBM Cloudに移行して以降は、全くトラブルが発生していない。このため、「基盤については全く気にしなくなりました」と青山氏は語っている。

 「Webサイト運用のプロを自負していますので、当初はIBM Cloudがどう運用されているかを詳しくチェックしました。Webアクセスの応答性だけでなく、セキュリティ水準、サーバメンテナンスの顧客配慮、問い合わせ対応の品質など、さまざまな面でわれわれの期待を上回る結果が得られました。このような理由からIBM Cloudを、安心して利用できると感じています」(青山氏)

どこにあるWebサイトでもセキュリティとパフォーマンスを確保できる、親しみやすいサービスがある

 ところで、日本IBMが、IBM Cloudを使う、使わないに関わらず、幅広いユーザーに対し、低い月額料金で提供しているWebセキュリティとWeb安定稼働のサービスがあるのをご存じだろうか。

日本IBM クラウド事業本部 テクニカル・セールス シニアITスペシャリストの玉川雄一氏

 このサービスは「IBM Cloud Internet Services(以下、CIS)」で、1ドメインあたり月額約3万円から利用できる。Webセキュリティ、Webサイトの可用性、サービス性能、安定稼働を確保するための機能がパッケージ化されている。

 「CISは、名前の通りインターネットに向けてサービスを提供する事業者が必要とする機能を、ひとまとめにしたものです」と、日本IBMクラウド事業本部 テクニカル・セールス シニアITスペシャリストの玉川雄一氏は説明する。

 具体的には、WAF(Webアプリケーションファイアウォール)、DDoS対策、CDN、グローバル負荷分散などの機能が、クラウドサービスとして利用できる。

 「Webアプリケーションのレイヤーについては、このサービスを利用しさえすれば、セキュリティとサービス継続性の2つの点で安心が得られます。シンプルなファイアウォールだけでWebサイトのセキュリティを守ろうとしているケースがまだまだ多く見受けられますが、初期費用が要らず、1ドメインあたり月額料金約3万円で充実したセキュリティが得られ、なおかつWebアクセスの急増にも対応できるサービスです」(玉川氏)

日本IBM クラウド事業本部 テクニカル・セールスの葉山慶平氏

 日本IBMクラウド事業本部 テクニカル・セールスの葉山慶平氏は、「欧米ではネットバンキングや、仮想通貨を扱う金融取引事業者の顧客もいます。つまり、金融機関も信頼するレベルのサービスを、誰もが月額の低料金で利用できるわけです」と話している。

 CISは、IBM Cloudの管理コンソール画面でサービスを有効化するだけで、即座に利用を開始できるサービスだ。それだけではない。IBM Cloud上のWebサイトに加え、他のクラウド上のWebサイトや、企業の社内データセンターに置かれたWebサイトも対象とすることができる。これら別の場所で運用されているWebサイトにまたがって負荷分散を適用することもできるし、これら全てをWAFで保護することもできる。

 前出の青山氏も、このサービスには興味津々だ。

 「CISがどこにあるWebサイトにも適用できるということは、ユーザー側が自分の都合で自由に活用できるということ。クラウドでセキュリティ/可用性サービスが提供されることのメリットが十分に発揮されています」

 ガーディアンにとっても、一般的な中小企業のWebサイトについてはこれまでのやり方を貫くにしろ、特殊なニーズへの対応にはCISのほうが適している可能性がある。例えばWebサイトを社内データセンターからIBM Cloudへ段階的に移行するにしても、CISの負荷分散機能を活用しながらやればスムーズだ。

 その上で、青山氏はクラウドへの移行を熱心に主張する。

 「いつ自社のWebサイトへのアクセスが殺到するか、もはや予測することはできません。アクセス増にWebサイトの処理能力が対応できず、せっかくのチャンスを逃すのでは、元も子もありません。クラウドでWebサイトを運用することは時代の流れですし、今ではあらゆる企業にとって、Webサイト運用の前提だとすら言えると思います」

 青山氏が強調するように、Webはビジネスのための戦略的な武器となっている。安定運用とセキュリティはその前提としてますます重要である一方、無駄なコストや時間をかける余裕はなくなっている。こうした時代に求められるのは、自由度が高く、安心できるクラウドベースのセキュリティ/安定運用支援サービス。CISが多くの企業にとって最適な理由はここにある。

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提供:日本アイ・ビー・エム株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2019年5月2日

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