経済産業省が「攻めのIT経営銘柄2019」29社を発表、DXグランプリは?5年連続の企業は6社

経済産業省は「攻めのIT経営銘柄2019」と「IT経営注目企業2019」を発表した。上場企業の中から、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化に向けて積極的なITの利活用に取り組んでいる企業を選定した。今回は特に、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業を高く評価した。

» 2019年04月25日 10時50分 公開
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 経済産業省は2019年4月23日、東京証券取引所と共同で選定している「攻めのIT経営銘柄」の第5回目として、「攻めのIT経営銘柄2019」と「IT経営注目企業2019」を発表した。国内企業の戦略的IT利活用の促進に向けた取り組みの一環。

経済産業省が考える攻めのIT経営の波及サイクル(出典:経済産業省

 「経営方針・経営計画における企業価値向上のためのIT活用」「企業価値向上のための戦略的IT活用」「攻めのIT経営を推進するための体制および人材」「攻めのIT経営を支える基盤的取り組み」「企業価値向上のためのIT活用の評価」の5項目で評価した。

5つの評価項目(出典:経済産業省

 今回は、「DX推進ガイドライン」に基づいてデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業を高く評価したとしており、以下の29社を選んだ(証券コード順)。

  • 積水ハウス
  • アサヒグループホールディングス
  • 帝人
  • ユニ・チャーム
  • エーザイ
  • JXTGホールディングス
  • ブリヂストン
  • JFEホールディングス
  • 小松製作所
  • 日立製作所
  • 富士通
  • 凸版印刷
  • 大日本印刷
  • 関西電力
  • JR東日本
  • ANAホールディングス
  • ヤフー
  • 伊藤忠テクノソリューションズ
  • 三井物産
  • 日本瓦斯
  • 丸井グループ
  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • 大和証券グループ本社
  • MS&ADホールディングス
  • 東京センチュリー
  • 三井不動産
  • 三菱地所
  • パソナグループ
  • ディー・エヌ・エー

 アサヒグループホールディングスとブリヂストン、JFEホールディングス、JR東日本、三井物産、東京センチュリーの6社は5回連続、攻めのIT経営銘柄に選ばれている。ユニ・チャームとエーザイ、JXTGホールディングス、大日本印刷、丸井グループ、MS&ADホールディングス、三井不動産、三菱地所、パソナグループの9社は今回初めて選ばれた。

DXグランプリに選ばれた企業は?

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