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» 2019年07月01日 08時00分 公開

第2の「Mirai」被害を受けないために:実装すべき39種類のセキュリティ IoT機器向けチェックリストをJPCERT/CCが公開

JPCERT/CCが公開したIoTセキュリティチェックリストには、IoT機器を安全に運用するために実装すべき39種類のセキュリティ機能が挙げられている。IoT機器の開発者がチェックすべきことと、利用者がチェックすべきことを併記した。

[@IT]

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 JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2019年6月27日、IoT(モノのインターネット)機器の開発者と利用者に向けて、IoTセキュリティチェックリストを公開した。このリストはIoT機器を安全に運用するために、実装すべき39種類のセキュリティ機能を挙げている。

 IoT機器はネットワークに常時接続されており、しかも同じ機器が複数利用されることが多い。そのため、全機器のセキュリティ管理は難しいことがある。さらにJPCERT/CCによると、新機能の作り込みに注意を奪われるあまり、セキュリティの耐性に関する設計が忘れ去られている機器も見られるという。

画像 IoTシステムの構造(出典:JPCERT/CC「IoTセキュリティチェックリスト利用説明書」)

 例えば、家庭用のブロードバンドルーターも、ネットワークに常時接続している機器だという点で、IoT機器に近い。ブロードバンドルーターについては、2016年にDDoS攻撃を引き起こしたマルウェア「Mirai」の被害が記憶に新しい。

 IoT機器も、セキュリティ管理が不適切だと、Mirai同様の被害を受ける恐れがある。サイバー攻撃を受けて機器が使えなくなったり、第三者へのサイバー攻撃の踏み台として利用されたりしかねない。JPCERT/CCはこうした課題を解決するために、日本ネットワークセキュリティ協会IoTセキュリティワーキンググループや長崎県立大学と協力して、IoTセキュリティチェックリストを作成した。

8カテゴリー、39種類のセキュリティ機能

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