Microsoft 「Windows Terminal Preview v0.3」を公開UIがアップデートされ、構成オプションも拡充

Microsoftはオープンソースのターミナルアプリケーションの最新プレビュー版「Windows Terminal Preview v0.3」をMicrosoft Storeで公開した。幾つかの大きな改良が加えられている。

» 2019年08月06日 13時00分 公開
[@IT]

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 Microsoftは2019年8月2日(米国時間)、オープンソースのターミナルアプリケーションの最新プレビュー版「Windows Terminal Preview v0.3」をMicrosoft Storeで公開した。従来のプレビュー版をMicrosoft Storeからインストールしているユーザーには、最新プレビュー版が自動的に配信される。

 Windows Terminal Preview v0.3は、幾つかの大きな改良が加えられている。主な変更点は以下の通り。

UI

ドラッグ可能なタイトルバー

画像 タイトルバー上の任意の場所にカーソルを合わせ、ドラッグできるようになった(出典:Microsoft

ドロップダウンボタンのレイアウトの改良

 タイトルバー内のドロップダウンボタンのサイズと色が変更され、配置も「最後に開いたタブ」の右側になった。最小化、最大化、閉じるボタンも色が変更され、外観の統一化が図られた。

画像 Windows Terminal v0.3(出典:Microsoft
画像 Windows Terminal v0.2(出典:Microsoft

アクセシビリティー(操作支援)

 Microsoftは、「Windows 10 バージョン1703」でWindows Consoleに追加した操作支援技術の一部を「Windows Terminal」(Terminal)に再統合した。

 Terminalのコントロールとコンテンツを「UI Automation」(UIA)ツリーとして公開。「ナレーター」のようなツールを使って、TerminalのUIコントロールとテキストコンテンツの応答、ナビゲーションなどができるようになった。

 ただし、アクセシビリティーの実装はまだ初期段階にあり、細部までテストが済んでいない。Microsoftは、Terminalのアクセシビリティー機能の改良を継続していく方針を示している。

新しいオプション

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