VMware、「Pivotal買収につながる可能性のある協議」を開始と発表Kubernetesへの取り組みに関連

VMwareは2019年8月14日(米国時間)、「Pivotalの買収につながる可能性のある協議」を2社が始めたことを、明らかにした。あくまでも「買収につながる可能性のある協議」であり、何らかの決定がなされたわけではない。

» 2019年08月15日 15時23分 公開
[三木泉@IT]

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 VMwareは2019年8月14日(米国時間)、「Pivotalの買収につながる可能性のある協議」を2社が始めたことを、プレスリリースで明らかにした。同日に、関連書類を米国証券取引委員会に提出したという。あくまでも「買収につながる可能性のある協議」であり、何らかの決定がなされたわけではない。

 プレスリリースは簡潔なもので、次のように述べている。

 「VMwareは、当社の戦略を加速するパートナーシップや買収の可能性を、常に検討している。Pivotalは長期的な戦略パートナーであり、2社は既に、企業におけるアプリケーション開発およびインフラのトランスフォーメーション支援で協業し、成功を収めている。VMwareの取締役会は、従来通りあらゆる株主の利益最大化に向けて行動していく。潜在的取引に関する何らかの合意がなされるかどうかは保証しない。VMwareは本件について、確定的合意がなされない限り、または確定的合意がなされるまで、今後情報を提供するつもりはない」

 PivotalはVMwareとEMCが、それぞれの一部事業をスピンアウトする形で、2013年に設立した企業。その後DellとEMCの統合などがあったが、VMwareとPivotalは共にDell Technologiesグループ企業として協業している。

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