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» 2019年09月24日 10時00分 公開

最適解を組み合わせ、顧客のビジネスを加速:「移行すれば終わり」ではない 移行後も続くクラウドの悩みにNECが示す解決策

かつてないスピードで市場が変化する中、成功を収めるには、企業自身が変わらなければならない。ビジネスを支えるICTには「即応性」「柔軟性」「拡張性」が求められ、オンプレミスからクラウドへシステムを移行する動きもある。しかし、いざオンプレミスのシステムをクラウドに移行させようと考えるとさまざまな不安や悩みが浮上する。NECが示すその解決策とは。

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 企業にとって重要なのはビジネスで成功を収めること。それも一過性で終わるのではなく、継続的に成功を収める必要がある。そのためには刻々と変化する市場に相対し、ニーズに合わせて柔軟にビジネスを変えていかなければならない。だが残念ながら、ビジネスを実現する手段であるはずのITシステムが、その「足かせ」になることもあるようだ。

 近年、市場やニーズが変化するスピードは高まるばかり。しかし、ITシステムを「資産」と考える従来のオンプレミスのシステムは、一度構築した仕組みを減価償却が完了するまで5年、10年と使い続けることが多く、ニーズに合わせた迅速な変化は難しい。しかも、運用管理を担当する人材は十分とはいえず、新しい技術の習得はもとより、思うように人を割くことすら難しい状況だ。

 このような課題の打開策として注目されているのがクラウドだ。コスト削減効果はもちろんだが、スピードや柔軟性のあるITシステムを実現し、またITシステムの基盤部分の運用をクラウドベンダーが担当することで、これまで運用に張り付けていた人材を、もっと戦略的な価値を生み出す領域に割り当て、市場の変化に追従していく――そのような企業を実現するのにクラウドは不可欠の要素だと理解し、採用が拡がっている。

クラウド移行はいいけれど「最適な選択ができるか?」「使いこなせるか?」

 早速「これからはクラウドだ」と導入しようとしても、幾つかのハードルを越えなければならない。クラウド導入を検討する企業の多くが、さまざまな悩みに直面しているとNECの堀口智也氏(サービスプラットフォーム事業部 クラウドプラットフォームサービス部 エキスパート)は説明する。

画像 NECの堀口智也氏

 例えば一般的な企業ならば、顧客管理や生産管理、人事など、幾つかのクリティカルなシステムが稼働している。それらは「インフラを変更するから全部止めます」というわけにはいかない。今や「ITシステムの停止」は「業務の停止」を意味するからだ。

 わざわざ時間と費用をかけてクラウドに移行するのだから、移行後もきちんと動くかどうかの確証も欲しい。事前の確認や検証が必要になる。

 これまで蓄積してきたデータの置き場所をどうするかも悩ましい問題だ。オンプレミスの環境ならば、入退室管理を徹底させた自社内のマシンルームでガバナンスを効かせることができたが、クラウドとなるとそうはいかない。時には海外のデータセンターに保存されることもある。コンプライアンスや法規制順守に対応しつつ、データを適切に保存する方法を探って頭を悩ませる担当者は少なくない。

 経営層からトップダウンで「クラウド移行を検討せよ」と指示が降りてくることもある。方針が決まった以上は進めなければならないが、多岐にわたる選択肢のメリット、デメリットやリスクを評価し、最適な組み合わせを提案する側の担当者にとってはたまったものではない。これまでの運用方法に代えて、クラウドという新しいシステム、新しい技術を組み入れた新しい運用方法を人手不足の中で確立するのも一苦労となる。

 過去からの蓄積もない代わりにしがらみもなく、一から新たなシステムを作れる新興のスタートアップ企業ならばともかく、多くの「資産」を持っている既存の企業は多かれ少なかれ、クラウド移行に当たって似たような悩みを抱いているのではないだろうか。

「そのまま動かしたい」「停止させずに移行したい」をかなえるNECのソリューション

 NECは、ビジネス課題として避けられないクラウドへの移行を、さまざまな選択肢を適材適所で組み合わせたマルチクラウドやハイブリッドクラウドという形で提案し、プロフェッショナルサービスと組み合わせて提供することで、導入から移行、運用に至る全プロセスを支援している。

 このソリューションは「3つの柱」で支えられている。

VMware Cloud on AWSでオンプレミスのシステムをそのままクラウドへ

画像 NECの小西頼彦氏

 柱の1つが「VMware Cloud on AWS」だ。NECの小西頼彦氏(サービス&プラットフォームSI事業部 プラットフォームSI部 マネージャー)は「オンプレミスの仮想化市場で高いシェアを誇るVMware製品で構築した業務システムを、作り直したり、改修したりすることなく、そのままクラウドに持っていくことができる点が大きなメリットで、お客さまからの反響も大きい」と説明する。移行に当たってシステムを停止させる必要がないことも大きな利点だ。

オンプレミスに残すシステムはHCI(ハイパーコンバージドインフラ)で一元化

 2つ目の柱は、HCI(ハイパーコンバージドインフラ)だ。NECでは、顧客の用途に合わせ最適なHCIを提供できるという。

 そのラインアップの一つが「Dell EMC VxRail」だ。Dell EMC VxRailは、vSphereやvSANといったVMwareのSoftware Defined技術を活用し、仮想プラットフォームに必要なコンポーネントをひとまとめにしている。コンポーネントごとに個別に管理する必要があった従来のシステムとは異なり、導入から設定、管理、拡張までの作業を一元的に実施できる。

 従来システムで管理者に負荷がかかっていた、ハードウェアやネットワークスイッチの管理をvCenter Serverのプラグインを利用することで軽減可能だ。VMware Cloud on AWSのアーキテクチャとの親和性は高く、vSphereやvSANを簡単にアップグレードできることも大きな特徴だ。NECはDell EMCと20年以上にわたるアライアンスの歴史があり、PowerMAX、XtremIO、Isilon、UnityなどさまざまなDell EMC製品を取り扱っている。そのため、Dell EMC VxRailに限らず、より最適なシステムを提案できるという。

画像 NECプラットフォームズの角屋雅彦氏

 NECプラットフォームズの角屋雅彦氏(営業事業本部 第一システムソリューション営業事業部 ソリューションSI部 シニアエキスパート)は「クラウドにシステムの一部を移行し、連携する際に課題になるのが、バージョンの『ずれ』だ。クラウド側はどんどんバージョンアップしていくのに対し、オンプレミス側は安定稼働を目指すため更新は慎重になる。そのため、どうしても互換性の問題が発生してしまう。しかしDell EMC VxRailは、ワンクリックでサーバ仮想化プラットフォーム『VMware vSphere』をアップデートできる。どんどん最新の環境に追随できるため、クラウドとオンプレミスのVM(仮想マシン)を連携させるのに有効だ」と説明した。

マルチクラウド活用支援ソリューションで企業の悩みを解決

 そして3つ目の柱であり、最もNECのノウハウが反映されているのが「マルチクラウド活用支援ソリューション」だ。

 前述の通り、クラウド移行を検討する企業はさまざまな悩みに直面する。マルチクラウド活用支援ソリューションは、コンサルティングを通じて「顧客が何をしたいのか」「何が懸念なのか」を把握し、要望に基づいてどんな形が適切かを検討し、提案する。具体的な形が見えてきたら、検証用の環境を1カ月間貸し出す「PoC(概念検証)サービス」でレスポンスや開発工数などを検証する。そして「本当に移行後も問題なく動く」ことを確認できた上で、オンプレミスとクラウドの一元的な管理をサポートする「Hybrid Link Mode」やオンプレミスとクラウドをシームレスに接続する「VMware HCX」といった技術も活用しながら本番環境の構築、移行を支援していく流れだ。

長年にわたるノウハウと経験を基に、テンプレートや最新情報も提供

 そもそもNECには、長年にわたって企業ITシステムの悩みを聞き、共に解決する中で、「物理サーバから仮想サーバへ」「仮想サーバから別の仮想サーバへ」といったさまざまな移行プロジェクトを支援してきた経験がある。その中から幾つかの「成功パターン」を見いだし、テンプレートとして提供できることが強みだ。

 これまでのノウハウを生かし、既存システムの運用をなるべく変えることなくクラウド環境へ移行するケースはもちろん、必要に応じてAWSのネイティブサービスと連携させたり、時にはサードパーティーが提供するセキュリティソリューションを組み合わせたりしながら、企業それぞれにとっての最適解を提案している。

画像 NECが提供するプロフェッショナルサービスメニュー(出典:NEC)

 企業にとってクラウドは「移行したら終わり」というわけではない。その後もニーズに合わせて柔軟に変更や更新、拡充、機能強化を続けていかなければならないし、一部のシステムはこれまで通りオンプレミスで動かし、一部のみクラウドに移行するという判断も珍しくはない。いったんクラウドに移行した後に、コストやレスポンスを考慮して一部だけオンプレミスに戻すこともあるだろう。NECはマルチクラウド活用支援ソリューションを通して、そのような多様な選択を「コンシェルジュ」のように支えていくという。

 クラウドや仮想化技術の世界はとにかく動きが速い。気が付くとアップデートされていたり、昨日まで存在しなかった新機能やオプションが、ある日突然追加されていたりすることも珍しくはない。それ自体は歓迎すべきことだが、企業のIT担当者がこれらを逐一キャッチアップし、検証するとなると荷の重い仕事だ。NECはそうした部分も肩代わりし、専門家の目で検証した上で最新の情報を提供していく。

 それが可能なのは、Amazon Web Services(AWS)やVMware、EMCといった業界のリーダーたちと、長年にわたってパートナーとして活動し、プロフェッショナルサービスや保守サービスを展開してきた実績があるからだ。さらに、社内横断型の新組織「マルチクラウドソリューションセンター」では、顧客のニーズに合わせてVMware Cloud on AWSやDell EMC VxRail、あるいは他の選択肢も取り入れて提案を行い、移行する体制を整えた。もちろん、問題が発生した場合には、NEC社内の専門家がワンストップで対応する。

多様な選択肢の中から最適解を提案し、ビジネスの成功を支援

 柔軟に変更できる新しいシステムに移行したいが、トラブルやリスクは極力避けたい。NECは、顧客のそのような自然な要望を、VMware Cloud on AWSやDell EMC VxRail、マルチクラウド活用支援ソリューションを通じて解決していく。既に、オンプレミスで動かしてきた1000台弱規模の仮想マシンをVMware Cloud on AWSに移行すべく、リスクヘッジのために検証を進めているプロジェクトもあるという。

 このように、「さまざまな選択肢から最適なIT環境を提供し、デジタル時代における『ハブ』の役割を果たすことで、新たな社会価値を顧客とともに作り上げていく」と堀口氏は力強く語った。

 「顧客の成功を支援する」という、かつてのメインフレーム時代から続く姿勢をクラウド時代になっても継承し、ビジネスの成功を加速させていく、それがNECのミッションだ。

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提供:日本電気株式会社、デル株式会社、EMCジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2019年10月23日

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