さて最後に、学習方法におけるgaccoの特徴(であり特長)を紹介しつつ、筆者が実際に学んでみて感じたお勧めの学習方法もまとめておこう。
講義動画を視聴するだけで終わらないのが、gaccoの良いところである。各週の最後には、ほとんどの講義で「確認テスト」が用意されており(図19)、「本当に理解したのか」を自己確認できる。
テストの結果は[成績]ページに保存され、おおむね60%で合格か不合格かが決まる(図20はその例である)。講座によっては修了証を表示する機能もある。
講義動画が短いので、前述の通り、すき間時間を活用して学習するとよいだろう。
PCやタブレット端末で学習する場合は、字幕も確認しながら目と耳をフル活用しながら学習すると、より強く記憶に定着できる(と筆者は感じている)。字幕は図21のような形で自動的に見られるようになっている(※デフォルトで字幕はオン状態)。
スマートフォンやタブレット端末で学習する場合は、再生速度が変更できない。しかし動画がYouTubeにあるため、図22の手順によりYouTube上で視聴することで、再生速度を切り替えることも可能である。また、右肩に表示される[後で見る]をクリックすると、YouTube内にあるライブラリの中の[後で見る]に保存され、動画を連続してまとめて視聴することも可能なので大変便利である。
ただし、動画の視聴管理をしている講義動画もある。例えば、「社会人のためのデータサイエンス入門」や「社会人のためのデータサイエンス演習」では、1本の動画を再生し終えると、図23のような確認メッセージが表示される。
ここで[はい]を選択することで、[受講状況]ページで視聴「完了」と記録される(※[成績]には影響しない)。YouTubeで視聴すると、この確認メッセージが表示されないので、受講状況の表示が気になる人は注意してほしい。
筆者はここ数年間、防水ケースに入れたタブレット端末を風呂の中に持ち込み、その端末で動画を見ながらAIや数学などを学習してきた(図24)。
筆者はこれを「風呂タブ学習」と呼んでいる。gaccoの講義動画は毎日約10分で、風呂につかりながら学習するのにちょうどよい長さのコンテンツとなっているので、風呂タブ学習がお勧めだ。
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