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» 2019年11月28日 05時00分 公開

Tech TIPS:パフォーマンスオプションを設定してWindows 10を高速化する

Windows 10では、アニメーションや陰影などさまざまな視覚効果がデフォルトで有効になっている。これらの視覚効果は、見た目だけであり、機能には影響しない。不要であれば、オフにすることで、性能が向上できる可能性がある。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

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対象:Windows 10


パフォーマンスオプションの設定を変更する パフォーマンスオプションの設定を変更する
パフォーマンスオプションの設定を変更することで、ウィンドウの影などが非表示にできる。これにより、プロセッサ性能が低いPCでは性能向上が期待できる。

  Windows 2000以後のWindows OSでは、画面表示にさまざまなアニメーション効果が取り入れられており、それらの効果がデフォルトで有効になっている。見た目が派手になり、視覚的な効果により使いやすくなっている面もある。

 Windows XPのころからのWindowsユーザーの中には、PCを購入したら、まずパフォーマンスオプションの設定を変更し、無駄なアニメーションなどを止めるのが最初の作業だったと、懐かしく思うのではないだろうか。

 最近では、プロセッサやグラフィックスチップの性能が大幅に向上したことから、こうしたアニメーション効果によって体感性能が落ちてしまい使いにくくなる、といったことはなくなってきている。パフォーマンスオプションの存在自体を忘れてしまっていたり、存在自体知らなかったりするかもしれない。

 それでも、古いPCやエントリークラスのPC、仮想マシン上では、アニメーションなどの視覚効果などをオフにすることで体感性能を向上させられる可能性がある。視覚効果をオフにしても、見た目だけで機能には影響がないので、それで性能向上が得られるのであれば試してみる価値があるだろう。その方法を紹介する。

[パフォーマンスオプション]ダイアログの開き方

 アニメーション効果などの視覚効果に関する設定は、[パフォーマンスオプション]ダイアログを開いて行う。

 デスクトップに[PC]アイコンを表示している場合は、アイコンの右クリックメニューで[プロパティ]を選択して、[システム]画面を開く。[Windows]+[Pause]キーを押しても、[システム]画面を開くことが可能だ([システム]画面の開き方については、Tech TIPS「Windows 10でコントロールパネルの[システム]や[システムのプロパティ]を素早く開く方法」参照のこと)。

 [システム]画面が開いたら、左ペインの[システムの詳細設定]をクリックする。[システムのプロパティ]ダイアログが[詳細設定]タブを開いた状態で表示されるので、[パフォーマンス]の[設定]ボタンをクリックする。これで[パフォーマンスオプション]ダイアログの[視覚効果]タブが開く。

[コントロールパネル]の[システム]画面を表示する [コントロールパネル]の[システム]画面を表示する
デスクトップに[PC]アイコンを表示している場合は、アイコンの右クリックメニューで[プロパティ]を選択して、[システム]画面を開く。もちろん、[コントロールパネル]の[システム]アイコンをクリックしてもよい。[システム]画面が開いたら、左ペインの[システムの詳細設定]をクリックする。
[システムのプロパティ]ダイアログが[詳細設定]タブを開く [システムのプロパティ]ダイアログが[詳細設定]タブを開く
[システムのプロパティ]ダイアログが[詳細設定]タブを開いた状態で表示されるので、[パフォーマンス]の[設定]ボタンをクリックする。

 また、[Windows]+[R]キーを押して、[ファイル名を指定して実行]ダイアログを表示し、「名前」入力ボックスに「SystemPropertiesPerformance.exe」と入力して[Enter]キーを押せば、直接[パフォーマンスオプション]ダイアログを開くことも可能だ。

[パフォーマンスオプション]ダイアログで不要な項目のチェックを外す

 [パフォーマンスオプション]ダイアログの[視覚効果]タブでは、デフォルトで「コンピューターに応じて最適なものを自動的に選択する」が選択されている。手元のPCで確認したところ、「タスクバーの縮小版のプレビューを保存する」と「マウスポインタの下に影を表示する」の2つの項目のみチェックが外れた状態であった(下表の「自動的に選択」の状態)。

項目 自動的に選択 デザイン優先 パフォーマンス優先
Windows内のアニメーションコントロールと要素
アイコンのかわりに縮小版を表示する
ウィンドウの下に影を表示する
ウィンドウを最大化や最小化するときにアニメーションで表示する
コンボボックスをスライドして開く
スクリーンフォントの縁を滑らかにする
タスクバーでアニメーションを表示する
タスクバーの縮小版のプレビューを保存する
デスクトップのアイコン名に影を付ける
ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する
ヒントをフェードまたはスライドで表示する
プレビューを有効にする
マウスポインタの下に影を表示する
メニューをフェードまたはスライドして表示する
メニュー項目をクリック後にフェードアウトする
リストボックスを滑らかにスクロールする
半透明の[選択]ツールを表示する
[視覚効果]タブの設定項目と各設定時のオン/オフ状態

[パフォーマンスオプション]ダイアログの[視覚効果]タブを開く [パフォーマンスオプション]ダイアログの[視覚効果]タブを開く
[視覚効果]タブで不要な項目のチェックを外す。[適用]ボタンをクリックすると、すぐに反映されるので効果が確認できる。

 「デザイン優先」では全ての項目がチェックされ、「パフォーマンス優先」では全ての項目がチェックを外された状態となる。

 性能向上を目指すのであれば、「パフォーマンス優先」を選択してから、視覚的に必要な項目(例えば、「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」)のみチェックを入れるとよいだろう(設定を変更すると「カスタム」が選択される)。もちろん、視覚効果を犠牲にしてもさらなる性能向上を目指すのであれば、「パフォーマンス優先」を選択すればよい。

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