「原因追求型のフィードバックをされると、気がめいる」――2019年、Facebookで反響が多かった記事ベスト102019年を振り返る

2019年も、開発者、プログラマー向けの話題がたくさんありました。本稿では、2019年に@ITが公開した記事の中から、Facebookで反響を集めた上位10記事を紹介します。

» 2020年01月07日 05時00分 公開
[@IT]

 2019年が終わり、2020年を迎えました。2019年のITにまつわる話題といえば、以下のようなものがありました。@IT読者の皆さまにとっては、どのような1年だったでしょうか。

 本稿では、2019年1月1日〜2019年12月16日に@ITが公開した1526本の記事の中でも、Facebookで特に反響の多かった記事について、「Facebookのシェア数、いいね数、コメント数の合計」(以下、FB合計)を基に上位10記事をピックアップしました。

1位:原因追求型のフィードバックをされると、気がめいる

 誰かからフィードバックを受けるとき、「なぜこんなこともできないの?」「なぜ失敗しちゃったの?」という「なぜ」を起点にしたフィードバックでは気がめいる……という話題を取り上げた記事が1位でした。周囲で「なぜ?」を多用している人に共有してみてください。良い変化につながるかもしれません。

1位:原因追求型のフィードバックをされると、気がめいる(FB合計:999)

部下や同僚にネガティブなフィードバックをしなければならないことがありますが、伝え方に気を付けないと、相手のやる気を削いだり人間関係を崩したりします。本来、どのようなコミュニケーションをとるべきなのかをエンジニア視点で考えてみました。


2位:ダイソーが6年でIT内製化、マイクロサービス化、サーバレスに成功した理由

 アイティメディアが開催したイベントに登壇した「100円SHOPダイソー」を運営する大創産業の講演レポート記事が2位でした。ビジネスの変革が求められる一方で、ビジネスを支えるシステムの開発を外注すると、ビジネスをスピーディーに進められないという声が高まってきています。企業が「システムの内製化」を実現するために何をすればいいか模索する中で、先行事例に注目が集まりました。

2位:ダイソーが6年でIT内製化、マイクロサービス化、サーバレスに成功した理由(FB合計:905)

アイティメディアが開催した「ITmedia DX Summit 2019年秋・ITインフラ編」の特別講演にダイソーの丸本健二郎氏が登壇。内製化によって、データ管理基盤の最適化、高度化を図ったいきさつと結果について講演した。


3位:期待のサービスはなぜ「総売り上げ3万5400円」でクローズに至ったのか

 立ち上げたサービスをクローズして、なぜ成功できなかったのか考察した講演のレポート記事が3位でした。タイトルが全てです。赤裸々に振り返っているので暖かい目で読んでみてください。

3位:期待のサービスはなぜ「総売り上げ3万5400円」でクローズに至ったのか――失敗から学び成長するための6項目(FB合計:789)

「失敗の振り返り」は、同じ間違いを繰り返さないために必要なことだが、できれば避けて通りたいツラい作業。2019年4月24日に開催された「明日の開発カンファレンス」では、貴重な「公開振り返り」が行われた。


1位〜10位のまとめ

 ここまで1位〜3位の発表でした。1位〜10位は以下の表にまとめました。

順位 記事タイトル FB合計
1位 原因追求型のフィードバックをされると、気がめいる 999
2位 ダイソーが6年でIT内製化、マイクロサービス化、サーバレスに成功した理由 905
3位 期待のサービスはなぜ「総売り上げ3万5400円」でクローズに至ったのか――失敗から学び成長するための6項目 789
4位 「案件ガチャ」はなぜ起きる 586
5位 「IoTの導入=コストダウンや効率化」でこぢんまりしてていいの?――IoTネットワーク、LoRaWANビジネスの現状 578
6位 「2001年宇宙の旅」の「HAL 9000」を、2019年のテクノロジーで解説しよう 546
7位 ツールありきではなく、運用ありきで――DeNAがEDRを導入した理由と製品選定のポイント 524
8位 システム開発プロジェクトに存在する複数種類の契約形態 510
9位 固定回線でも「ギガ不足」におびえる時代が到来か、トラフィック急増により現場で起きている悲劇とは 488
10位 機械学習概論〜ディープラーニングGAN、本格的に学べる全20時間の大学講義が無償公開 416

 @ITは2020年で20周年を迎えます。@ITではこれからも開発者、プログラマーをはじめ、ITに関わる皆さまに役立つ情報を、取材や連載を通じて紹介していきます。2020年も@ITをよろしくお願いします。

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