AWSがAppFlowを発表、分析のためのSaaSデータ取り込みを数クリックで実現東京リージョンでも利用可能

AWSは2020年4月22日(米国時間)、Google AnalyticsをはじめとしたSaaSからのデータ取り込み作業を簡素化する新サービス、「Amazon AppFlow」を発表した。

» 2020年04月23日 08時31分 公開
[三木泉@IT]

 Amazon Web Services(AWS)は2020年4月22日(米国時間)、Google AnalyticsやSalesforceをはじめとしたSaaSアプリケーションから、分析のためにデータを取り込む作業を簡素化する新サービス、「Amazon AppFlow」を発表した。提供開始リージョンには、東京も含まれている。

AppFlowの概念図

 AppFlowでは、SaaSのデータの取り込み作業を、コンソールによりウィザード形式で実行できる。コンソール上でSaaSを選択すると、取り込むデータ項目を選べる。あとは、取り込み先、取り込み実行ルール、データ項目のマッピングを設定し、有効化するだけで済む。

取り込み元のSaaSを選択すると、データ項目を選べるようになる

 取り込み実行ルールについては、人による起動、日時設定によるスケジュール実行、イベントに基づくトリガーが選択できる。

 データソースとしてAppFlowが発表時に対応しているのは13のSaaS。具体的には「Amplitude」「DataDog」「Google Analytics」「Infor Nexus」「Marketo」「Salesforce」「ServiceNow」「Singular」「Slack」「Snowflake」「Trend Micro Cloud One」「Veeva」「Zendesk」がリストされている。

 取り込み先としては、発表時点で「Amazon S3」「Amazon RedShift」に対応しているという。

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