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» 2020年05月22日 05時00分 公開

Tech TIPS:面倒なツールは使わずにWindows 10だけでZIPファイルを作成、展開する

メールにファイルを添付する際などにも利用される「ZIPファイル」。Windows 10に搭載されている標準機能でZIPファイルを作成したり、展開(解凍)したりする方法を紹介する。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

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対象:Windows 10


ZIPファイルを作成する ZIPファイルを作成する
メールにファイルを添付する際などに使われるZIPファイル。Windows 10では、標準でサポートしており、サードパーティー製ツールなどをインストールしなくても、ZIPファイルが作成できる。

 電子メールで見積書や資料などを送付する際、データ容量を小さくしたり、複数のファイルを1つにまとめたりするため、ZIPファイルにしたいことはないだろうか。そのため、わざわざフリーソフトウェアなどを探して、インストールしているかもしれない。

 Windows 10は標準でZIP形式に対応しており、フリーソフトウェアなどを利用しなくても、ZIPファイルの作成や解凍(展開)が可能だ。本Tech TIPSでは、Windows 10でZIPファイルを作成する方法や、解凍についての注意点などをまとめる。

ファイルやフォルダを選択してZIPファイルを作成する

 Windows 10では、前述の通り、標準でZIP形式に対応しており、ファイルやフォルダを選択し、右クリックメニューの[送る]−[圧縮(ZIP形式)フォルダー]を選択することで、選択したファイル/フォルダをZIP形式にすることができる(何も選択しない状態で[新規作成]−[圧縮(ZIP形式)フォルダー]を実行すると、空のZIPファイルが作成される)。ファイル/フォルダの選択は、デスクトップでもエクスプローラーでも構わない。[Shift]キーや「Ctrl]キーを押しながらクリックすれば、複数のファイル/フォルダが選択可能だ。

右クリックメニューでZIPファイルを作成する(1) 右クリックメニューでZIPファイルを作成する(1)
ZIPファイルにまとめたいファイルやフォルダを全て選択して、右クリックメニューの[送る]−[圧縮(zip形式)フォルダー]を選択する。
右クリックメニューでZIPファイルを作成する(2) 右クリックメニューでZIPファイルを作成する(2)
同じフォルダにZIPファイルが作成される。ファイル名は、最後に選んだファイル/フォルダ名が「.ZIP」のファイル名となる。

 その際、選択したファイル/フォルダとは別に同じファイル名で拡張子が「.ZIP」のファイルが新たに作成される。複数のファイル/フォルダを選択した場合は、最後に選んだファイル/フォルダ名が「.ZIP」のファイル名となる。

 現在、利用していないが念のため取っておきたいファイルやフォルダをアーカイブするような場合、それらのファイル/フォルダをZIP形式で圧縮してから、元のファイル/フォルダを削除すればよい。作成したZIPファイルを解凍すれば、元のファイル/フォルダを取り出すことができる。

エクスプローラーでファイル/フォルダを選択してZIPファイルを作成する

 エクスプローラーを開き、ファイルやフォルダを選択して、[共有]タブ(リボン)を開き、[Zip]アイコンをクリックする。

エクスプローラーの[共有]タブでZIPファイルを作成する エクスプローラーの[共有]タブでZIPファイルを作成する
ZIPファイルにまとめたいファイルやフォルダを全て選択して、エクスプローラーの[共有]タブにある[Zip]アイコンをクリックする。

 タブレットなどで右クリックが面倒な場合は、[共有]タブを使ってZIP形式にするとよい。

既存のZIPファイルに追加する

 既にあるZIPファイルにファイルやフォルダを追加してもよい。エクスプローラーでZIPファイルを開き、ファイルやフォルダをドラッグ&ドロップやコピー&ペーストで追加することで、それらのファイル/フォルダをZIPファイルに追加できる。何も選択せずに[新規作成]−[圧縮(ZIP形式)フォルダー]を選択して空のZIPファイルを作成してから、ファイルやフォルダを追加してもよい。

既存のZIPファイルに追加する 既存のZIPファイルに追加する
既にあるZIPファイルにファイルやフォルダを追加する場合、ZIPファイル内の追加したいフォルダをエクスプローラーで開き、そこに追加したいファイルやフォルダをドラッグ&ドロップでコピーすればよい。

 逆にZIPファイル内の不要なファイルやフォルダをエクスプローラー上で削除することで、ZIPファイルから取り除くことも可能だ。わざわざ不要なファイルやフォルダを除いた状態でZIPファイルを作り直す必要はない。

ZIPファイルを解凍(展開)する

 前述のようにWindows 10はZIP形式を標準でサポートしており、フォルダと同様に扱うことができる。ZIPファイルをダブルクリックすると、フォルダが開くのと同様、ZIPファイルが開かれ、アーカイブされているファイルやフォルダを見ることができる。

ZIPファイルの中身を見る ZIPファイルの中身を見る
ZIPファイルは通常のフォルダと同様、エクスプローラーなどで開いて、中身を見ることができる。ここから直接ファイルを開くことも可能だ。

 ZIPファイルを解凍して、中身のファイルやフォルダを取り出したい場合は、ZIPファイルを右クリックして、[すべて展開]を選択する。[圧縮(ZIP形式)フォルダーの展開]ダイアログが起動するので、展開先のフォルダを指定して、[展開]ボタンをクリックすればよい。指定したフォルダにZIPファイルの中身が解凍される。

ZIPファイルを解凍する(1) ZIPファイルを解凍する(1)
ZIPファイルを右クリックし、メニューから[すべて展開]を選択する。
ZIPファイルを解凍する(2) ZIPファイルを解凍する(2)
[圧縮(ZIP形式)フォルダーの展開]ウィザードが起動するので、展開先のフォルダを指定する。存在しないフォルダを指定した場合、その名前でフォルダが作成されて、その中に解凍される。[展開]ボタンをクリックすると、解凍が行われる。
ZIPファイルを解凍する(3) ZIPファイルを解凍する(3)
展開先として指定したフォルダにZIPファイルの中身が解凍される。

 通常のフォルダと同様、ZIPファイル内のファイルやフォルダをコピー/カット&ペーストで別のフォルダにコピーや移動させることも可能だ。カット&ペーストを実行した場合、カットしたファイルやフォルダはZIPファイルから削除されてしまうので注意してほしい。

ZIPファイルから実行ファイルを起動する場合の注意

 また、ZIPファイルから直接、文書ファイルをダブルクリックして「Microsoft Word」などのアプリケーションで開いたり、実行ファイルを起動したりすることもできる。

 ただし、実行ファイルは単体で実行可能で、設定ファイルなどの読み込み/書き込みが行われないものでないと、正常に動作しないことがあるので注意したい。例えば、実行ファイル(EXE)の他にDLLが付属しているような場合は、DLLの読み込みに失敗してしまい、実行ファイルが正常に起動しない。同様に設定ファイルなどがある場合も、設定の読み書きに失敗してしまい、一見正常に起動したようでも、正しく動いていないことがある。

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