フレッシュサマリ

「Pythonic」の理解促進を目的の一つにする業界団体が提供するデータ分析エンジニア認定試験とは

» 2020年06月17日 10時00分 公開
[@IT]

 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会は「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」を、2020年6月8日から全国のオデッセイ コミュニケーションズCBTテストセンターで提供を開始した。

 Python 3 エンジニア認定データ分析試験は、Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験。試験方式はコンピュータ上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式だ。問題数は40問(全て選択問題)で、試験時間は60分間。合格ラインは正答率70%。

 問題は、主教材の『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』(著者:寺田学氏、辻真吾氏、鈴木たかのり氏、福島真太朗氏、出版社:翔泳社)から下記の範囲と割合で出題する。

出題範囲と割合

 受験料金は一般価格で1万1000円(税込)。試験受験チケットと主教材のセットを1万2650円(税込)で販売するキャンペーンが始まっている。

@IT編集部の「ここがポイント」

 試験を提供するPythonエンジニア育成推進協会は、設立目的を「Python市場が広がる際に、Pythonicを理解した人材が育成されるよう、学習の指針となる試験と教材認定とスクール認定を行い、健全なPython人材育成を支援するべく、設立しました」としています。

 昨今のデータ分析の需要増からPythonを使えるエンジニアは求人数が増え、年収も高まっているのは周知の通りです。プログラミング哲学「Pythonic」の理解促進を目的の一つにする業界団体が提供する試験は、需要増に応えつつ、Pythonの良さを十分に引き出したいエンジニアにとって注目の試験といえるでしょう。


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提供:一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2020年6月23日

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