ニュース
» 2020年06月15日 19時00分 公開

ワークベンチ、ソース管理、デバッグなどの機能が充実:Microsoft、「Visual Studio Code」の「May 2020」リリースを公開

Microsoftは、クロスプラットフォームエディタ「Visual Studio Code」の最新版「May 2020」リリース(バージョン1.46)を公開した。レイアウトの柔軟性やタブのピン留め、ソース管理、デバッグなどの機能が強化されている。

[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 Microsoftは2020年6月10日(米国時間)、「Windows」「Linux」「macOS」に対応するクロスプラットフォームのエディタ「Visual Studio Code」(以下、VS Code)の最新版「May 2020」リリース(バージョン1.46)を公開した。

 VS Codeのバージョン1.46では、アクセシビリティーやレイアウトの柔軟性、タブのピン留め、ソース管理、デバッグ、言語、Notebook拡張機能などについて機能の追加、改善を行った。主な改善点は次の通り。

アクセシビリティーの改善

 Microsoftはコミュニティーからのフィードバックを踏まえ、次のようにアクセシビリティーを改善した。

 ステータスバーがキーボードナビゲーションをサポートするようになった。[F6]キーでステータスバーにフォーカスを合わせると、矢印キーでステータスバー内の項目間を移動できるようになった。

 キーボードを使った選択の開始、終了を容易にする4つの新しいコマンドを導入した。

  • 「Set Selection Anchor」(選択アンカーをセット) [Ctrl]+[K]キー、[Ctrl]+[B]キー
  • 「Select From Anchor to Cursor」(アンカーからカーソル位置までを選択) [Ctrl]+[K]キー、[Ctrl]+[K]キー
  • 「Cancel Selection Anchor」(選択アンカーを解除) [Esc]キー
  • 「Go to Selection Anchor」(選択アンカーに移動)

 アクティビティーバーの項目がタブの役割を果たすようになった。

 エディタのラベル(タブ)が、エディタの「ピン留め」「プレビュー」「読み取り専用」の各状態を適切に表示するようになった。

サイドバーとパネル間でのビューの移動が可能に

 開発チームは最近の幾つかのバージョンで、レイアウトの柔軟性を高める機能の開発状況を発表していた。バージョン1.46では、主に4つの機能セットを利用できるようになった。

 第1に、サイドバーとパネルの間でビューを移動できるようになった。ヘッダをドラッグしてビューを移動したり、アイコンやタイトルをドラッグしてグループ全体を移動したりできる。キーボードからは、[View: Move View](workbench.action.moveView)コマンドや[View: Move Focused View(workbench.action.moveFocusedView)コマンドを利用できる。

[検索]をパネルに、[問題]をアクティビティバーにドラッグしたところ(出典:Microsoft

ビューをグループ化できる

 第2にビューを既存のグループに移動したり、選択したビューをまとめた新しいグループを作成したりできるようになった。この機能は次の画面のように、サイドバーとパネルの間で有効だ。

[タイムライン]ビューをエクスプローラーからソース管理にドラッグしたところ(出典:Microsoft
[実行]サイドバーから[Watch]ビューをパネルの[デバッグコンソール]の隣にドラッグしたところ(出典:Microsoft
[タイムライン]と[GitLens]でサイドバーとパネルにカスタム履歴グループを作成したところ(出典:Microsoft

ビューの位置をリセットできる

 第3にビューやビューグループをデフォルト位置から移動すると、コンテキストメニューに[Reset Location]という項目が加わるようになった。これを選ぶと、デフォルト位置に戻せる。

 さらに[View: Reset Focused View Location](workbench.action.resetFocusedViewLocation)コマンドと[View: Reset View Locations](workbench.action.resetViewLocations)コマンドにより、全てのビューとグループをデフォルト位置に戻せる。

タブをピン留めできる

 第4にコンテキストメニューや新しい[workbench.action.pinEditor]コマンド([Ctrl]+[K]キー、[Ctrl]+[Enter]キー)を使って、タブをピン留めできるようになった。

タブをピン留めしたところ(出典:Microsoft

 ピン留めされたタブは省スペースのために、アイコンサイズに縮小表示される。表示の特徴は次の通り。

  • エディタの左端に配置される
  • たくさんのタブを開いても、スクロールアウトしない
  • [全てのエディタを閉じる]のようなコマンドを使っても、引き続き開いている
  • 開いているエディタの数が設定した上限を超えても、引き続き開いている

GitHubからリモートリポジトリを追加

 [Git: Add Remote...]コマンドを使って、ローカルリポジトリにGitHubリポジトリをリモートとして追加できるようになった。

ローカルリポジトリにGitHubリポジトリをリモートとして追加したところ(出典:Microsoft

自動デバッグ構成の改良

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。