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» 2020年08月21日 05時00分 公開

Tech TIPS:【Excel】2軸の複合グラフを作成する

複数の異なるデータを1つのグラフにまとめることで、両者の相関関係や傾向が分かることがある。Excelで、複数のデータによるグラフを作成する方法、また第2軸を使って異なる単位や数値範囲のグラフを分かりやすく1つにする方法を紹介しよう。

[塩田紳二,著]

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対象:Office 2013/2016/2019/365


異なるグラフを1つにまとめるにはどうすればいいのか? 異なるグラフを1つにまとめるにはどうすればいいのか?
値の範囲が違い、単位も違う2つのデータを単に1つのグラフにまとめると、変化が全く分からないグラフになってしまうことがある。

 「Microsoft Excel(エクセル)」では、1つのグラフに複数のデータをプロットできる。通常は、それぞれを「系列」として扱うことができる。このとき、「系列」が、同じ単位でだいたい同じ値の幅を持っているなら、系列ごとにグラフの種類を変更できる。こうしたグラフをExcelでは、「組み合わせグラフ」あるいは「複合グラフ」という。

このような複数の系列を持つ表を1つのグラフにまとめたい(1) このような複数の系列を持つ表を1つのグラフにまとめたい(1)
Excelでは、表データの左端の列を項目値、それ以外の列を系列値とする。この表のデータは、e-Stat「学校保健統計調査」のもの。
このような複数の系列を持つ表を1つのグラフにまとめたい(2) このような複数の系列を持つ表を1つのグラフにまとめたい(2)
複数の系列値を1つのグラフにプロットする機能がある。また、グラフの種類は系列ごとに指定できる。

単位の異なる系列を1つのグラフにまとめる

 この「組み合わせグラフ」では、例えば「身長」と「体重」のように、全く単位も異なれば、値の幅も違う2つの系列を表示することが可能だ。それには「第2軸」を使う。Excelのグラフでは、最大2つの数値軸を使うことができる。これを利用すれば、身長と体重のように異なる範囲、異なる単位の「系列」を同時に1つのグラフ上にプロットできる。なお、Excelでは「第2軸」ではない方の数値軸(通常は左側の軸)を「主軸」と呼ぶ。

グラフの「系列」と「第2軸」

 Excelでシート上の表データからグラフを作成するとき、デフォルトでは表の左端の列が項目軸(あるいは日時軸)となり、それ以外の列が系列となる。特に列が3つ以上ある場合には、項目軸となる列を除いた列データがそれぞれ系列としてグラフ上にプロットされる。実際には、連続した領域でなくともよいが、話を簡単にするため、横に3列並んだ表を仮定する。

2つの系列によるグラフ 2つの系列によるグラフ
1つの項目値と2つの系列値の3つの列を持つ表を仮定する。これをグラフにするとき、Excelでは、2つの数値軸を左右においてグラフをプロットさせることが可能だ。

 この表を選択した状態で、[挿入]タブの[おすすめグラフ]を選択すると、グラフの種類を選択するダイアログが表示される。ここで、[すべてのグラフ]タブを選択し、[組み合わせ]を選ぶと第2軸を利用するグラフを作成できる。ダイアログの下に系列が並ぶので、系列ごとに[グラフの種類]を選びつつ、「第2軸」を使うかどうかを指定する。このとき、上に作成されるグラフのプレビューが表示される。

第2軸を利用するグラフを作成する(1) 第2軸を利用するグラフを作成する(1)
表を選択したら、[挿入]タブの[おすすめグラフ]をクリックする。[グラフの挿入]ダイアログで、[すべてのグラフ]タブを選択し、左ペインのリストから[組み合わせ]を選ぶ。
第2軸を利用するグラフを作成する(2) 第2軸を利用するグラフを作成する(2)
右下に系列値のリストが表示されるので、グラフの種類と第2軸を使うかどうかを選択する。第2軸を使わない場合には、左側の主軸を使ってグラフがプロットされる。

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