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» 2020年10月14日 05時00分 公開

仕事が「つまんない」ままでいいの?(70):人脈は「作れない」 (1/3)

「仕事では、人脈が大切だ」――よく、耳にする話です。人脈を増やそうと、異業種交流会やイベントに参加している人も多いのではないでしょうか。しかし、人脈は「作ろう」としていると作れないようです。では、何があると人とのつながりは「できていく」のでしょうか。

[竹内義晴(特定非営利活動法人しごとのみらい),@IT]

 「仕事では、人脈が大切だ」――よく、耳にする話です。「人脈があると、周囲が知らない情報が回ってくる」「人脈があると、困ったときに助けてもらえる」「人脈があると、仕事の依頼が来る」といった具合に。

 人とのつながりの大切さは、これをお読みの多くの方に同意していただけるでしょう。一方で、人とのつながりを作るのはなかなか難しい。どうすればできるのでしょうか。

※「人脈」という言葉は、相手を利用する/利用されるような感じがするため、個人的には「人とのつながり」と言った方がしっくりきます。本稿では人脈を人とのつながりと記します

知人がつないでくれた偶然の出会い

 ここで、つい最近あった私の体験をお話しさせてください。

 先日、長野県志賀高原に行ってきました。「コワーキングスペースhiroen」を運営している井戸聞多さんに会うためです。私が井戸さんを知ったのは、@IT自分戦略研究所の記事「地方暮らし、東京勤務 アフターコロナのリモートワーク」でした。

 記事にはこうありました。

井戸さんは2019年の夏ごろから、長野県志賀高原に住みながら横浜の勤務地に週1回出勤するデュアルライフをスタートした。
2020年の1月からは「移動自体がリスクになる」と考え、会社と協議の上フルリモートに切り替え、「横浜の事業所に所属しながら自分の好きなエリアで暮らす」という勤務スタイルを確立した。

 私は新潟県妙高市に住んでおり、志賀高原まで車で1時間ほど。「こんな近くに、こんなすごい働き方をしている人がいるんだ!」と驚き、「めっちゃいい内容だった」とリンクとともにSNSに書き込みました。

 すると、かつてからの知人で、東京と長野で2拠点生活を送りながら、地方に関心がある都市部の方のコミュニティー「Localist Tokyo」を運営している湯浅章太郎さんが、「井戸さんの取り組みは本当に興味深いですよね。僕も志賀高原行かなきゃ」とコメントを寄せてくれました。

 「井戸さんをご存じでしたらご一緒したいです!」と返信したところ、「予定を合わせて行きましょう!」と、トントン拍子で話が進みました。

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