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» 2020年10月29日 10時00分 公開

もうIT担当者を疲弊させない:大規模データベースのバックアップにも、ランサムウェア対策にも有効な、データマネジメント基盤とは

業務データはデータセンター内のシステムだけでなく、クラウドや各地拠点といった、さまざまな環境で管理されていることが少なくない。サイロ化したデータを確実にバックアップしつつ、それらのデータを有効活用するにはどうすべきか。

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 オフィスの内外に数多くのシステムを抱えて、業務データの管理や保守運用に苦慮している企業IT担当者は少なくない。サーバルームやデータセンターに多数のオンプレミスシステムを設置しているだけでなく、複数のクラウドサービスを利用しているからだ。こうした多種多様なシステムに業務データが分散することで、管理が複雑化している。

 サイロ化したデータを適切に管理できない弊害は、ストレージを効率的に運用できなくなることだけではない。いざというときのデータ復旧も危ぶまれる場合がある。このような状態では、データを企業経営に容易に生かせるとは言えない。

 膨大な業務データを確実にバックアップして保護し、セキュリティも高めつつ、業務や経営課題に活用できるようにするには、全てのデータを1つのアーキテクチャで統合する必要がある。ストレージの大掛かりな移行作業や煩雑な運用を必要とせず、よりシンプルな設計とアーキテクチャでデータを有効活用する方法を紹介する。

データ活用を見据えて統合バックアップを始めよう

 現代の企業は組織や事業の規模にかかわらず、オンプレミスやクラウドで運用する多数のシステムに保存されたデータを活用してビジネスを進めている。しかし多数のシステムにデータが分散すればするほど、管理は複雑になる。パブリッククラウドの積極的な活用も、データ管理を複雑にする要因の一つだ。各種システムに分散したデータを全て把握し、バックアップを取って確実に保護する作業の負荷は高い。

 こうした事情によって、IT担当者はデータ管理に関する課題を抱えることになる。特にバックアップやストレージの管理といったデータ保護の取り組みは、コンプライアンスの維持やビジネスの継続性につながるため重要度が高い。サーバルームやデータセンター、各種クラウドサービスなど、ありとあらゆるストレージに分散した重要なデータをバックアップして可用性と安全性を高め、さらには将来に向けたデータの活用方法を検討する必要がある。

Cohesity Japan 桝井一馬氏

 Cohesity Japanでチャネルデベロップメントマネージャーを務める桝井一馬氏は「オフィスやデータセンター、クラウドと、複数の環境で管理されるデータの全てを適切かつシンプルに保護し、それらのデータを将来のビジネスに役立てるならばバックアップを通じて全てのデータを統合するのが最適な手法です」と述べる。全てのバックアップデータを一つのシステムで統合すればデータ管理が効率化する。データやシステムの状況を迅速に把握してトラブルに対処し、将来のビジネスに向けて最大限に活用するための一歩となる。

 問題は、バックアップストレージの統合が場合によっては難易度の高い作業になることだ。バックアップストレージの構築は、時間をかけた開発と煩雑な管理作業が必要となることが少なくない。膨大なコストと時間をかけてバックアップストレージを統合しても、稼働時には陳腐化していて最新の技術やニーズを吸収できる柔軟性がなくなったという事態になってはいけない。そもそもIT担当者がストレージの“お守り”に疲弊して、将来的なデータ活用まで手が回らないのでは本末転倒だ。データ活用に適したバックアップストレージは、素早く構築や拡張ができることが条件となる。

 こうした条件を満たす製品が、Cohesity Japanの「Cohesity DataPlatform」だ。データ統合のためのプラットフォームとして運用が可能で、AI(人工知能)技術やコンテナなどの新技術を活用したデータ活用まで視野に入れることができる(図1)。

図1 Cohesity DataPlatformの製品ロードマップ(出典:Cohesity Japan資料)

最新技術を応用したデータ管理システム

 Cohesityの創設者兼CEOであるモヒット・アロン氏は、Googleの分散ファイルシステム「Google File System」のリードエンジニアを務めた経験を持ち、Nutanixの共同創業者としてハイパーコンバージドインフラ(HCI)の基礎をつくった人物でもある。Cohesity DataPlatformはそうした経験を基にして開発しているため、運用における効率性やデータの検索性など、データマネジメントに必須の要素を備えている。

 Cohesity DataPlatformは、簡単に言うと“データの管理方法を統合するためのプラットフォーム”だ。仮想マシンや物理サーバ、各種クラウドサービスのデータを取りまとめ、統合バックアップツールとして機能する。ファイルサーバやNAS(Network Attached Storage)としても利用でき、その機能はバックアップストレージにとどまらない(図2)。

図2 Cohesity DataPlatformは他社のさまざまなツールやシステムと連携できる(出典:CohesityJapan資料)

 「Cohesity DataPlatformはバックアップデータの管理のみならず、データをアプリケーションの開発・テストに使用したりAIによってデータを分析したりと、自社のデータ活用の将来性を伸ばすデータマネジメント基盤なのです」と、Cohesity Japan シニアSEマネージャーの東 一欣氏は説明する。

Cohesity Japan 東 一欣氏(リモートで取材に参加)

 東氏はCohesity DataPlatformの重要な特徴として、コンポーネントが少ない点を挙げる。データ統合のシステム設計がシンプルなため、スモールスタートと容易な運用を可能にしつつ、多様なシステムとデータの管理をCohesity DataPlatformのみで完結できる。大量データでも高速で検索が可能で、データの価値を引き出しやすい。バックアップデータのリストアも容易かつ柔軟で、ファイル単位からシステム全体まで迅速に復旧できる。

 ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)の対策にもCohesity DataPlatformは有効だ。バックアップデータを通じてデータの異常(圧縮率の異常や変更量の多寡といった特殊な挙動)を検知する機能を標準で実装しており、ランサムウェアの被疑感染チェックや通知、WORM(オブジェクトとファイルの変更防止)機能によるデータ保護、復旧を実行する(図1)。

「多段階認証や改ざんを防ぐスナップショットなどの保護機能もあり、安心してデータを保管できます」(東氏)

図3 Cohesity DataPlatformのランサムウェア対策機能(出典:CohesityJapan資料)

多様な機能を持ったデータ活用のためのストレージ

 Cohesity DataPlatformの特筆すべきポイントは、この製品自体がさまざまな機能を持ち、データ分析などのアプリケーションと連携できる点にある。

 データベースのデータを開発のテストに用いる場合、個人情報を含んだデータを直接参照するわけにはいかない。Cohesity DataPlatformを利用すればデータマスキングを実施してクローンを生成し、アプリケーション開発ツールやアプリケーションにリストアできる(データマスキングは次期バージョンで利用可能)。

 Cohesity DataPlatformは「Kubernetes」と「Docker」を内蔵しているため、各種コンテナアプリケーションを実行させることも可能だ。大掛かりな導入作業を必要とせずに、データ分析アプリケーションの実行環境に成長する“バックアップストレージ”と言える。

仮想化基盤もデータベースも単なるバックアップで終わらせない

 具体的な活用例を紹介しよう。まず多くの企業が利用する代表的な用途は仮想マシンなどの仮想環境のバックアップだ。Cohesity DataPlatformは、サーバ仮想化ソフトウェア「VMware vSphere」をはじめとした仮想化製品による仮想環境で利用できる。仮想マシンから仮想ディスク内のファイルまで、細かな単位で仮想環境をバックアップする。具体的なユースケースについては、CohesityのディストリビューターであるSB C&Sが詳しい。同社の半田 淳氏(ICT事業本部販売推進・技術本部技術統括部第3技術部4課 課長)は次のように説明する。

 「Cohesity DataPlatformは小規模な仮想環境から導入し、仮想化システムの拡張に合わせてスケールアウトすることが可能です。VMware vSphere環境のインスタントVMリカバリー(高速リストア)機能を使いCohesity DataPlatformが取得したバックアップデータを即時に利用できるため、有事でもサービス停止時間を最小限に食い止められます」(半田氏)

SB C&S 半田 淳氏

 また「Oracle Database」をはじめとする大規模データベースのバックアップ用途でも活躍する。半田氏によれば、高負荷なバックアップシステムの移行先としてCohesity DataPlatformの導入が検討される例が増えているという。大規模なデータベースはバックアップ運用の課題が多く、半田氏がCohesity DataPlatformの導入に携わったある大規模ユーザー企業は、企業内で蓄積されるデータ量の増加に伴い時間内にバックアップ処理が終わらないという問題に悩まされていた。

 Cohesity DataPlatformはスケールアウト型のストレージシステムで、理論上は拡張上限がなく、拡張すればするほど容量とパフォーマンスを強化できる。上記のユーザーは、スケールアウトで性能を向上させることで、高性能な専用ストレージ製品を超えるコストパフォーマンスを得たという。

 一般的なスケールアウト型ストレージの場合、パフォーマンスを重視してスケールアウトするとストレージ容量が過剰になってしまうことがある。しかしCohesity DataPlatformはデータ統合システムでもあるため、バックアップデータの保管用途で使い切れなかった余剰のストレージ容量は別の用途にも使える。先に延べたユーザーは、バックアップデータの保管の他、将来的にはファイルサーバとしても利用する前提でCohesity DataPlatformを採用したとのことだ。

SB C&S 羽尾和弘氏

 SB C&SはディストリビューターとしてCohesity Japanと連携し、全国の販売パートナーと共にCohesity DataPlatformの導入や運用を支援している。検討フェーズにおける製品デモンストレーションや検証機の貸し出し、操作方法レクチャーの他、導入フェーズにおける設計、構築を含めたさまざまな支援を実施している。SB C&Sの羽尾和弘氏(ICT事業本部販売推進・技術本部販売推進統括部パートナー販売推進部 部長)は、「Cohesity製品の導入経験を積んだ当社が、バックアップやストレージのさまざまなお問い合わせに確実に答えます。信頼できる優秀なパートナーもご紹介できますので、ぜひお問い合わせください」と胸を張る。

 SB C&SはCohesity DataPlatformと連携できる周辺製品やサービスも幅広く取り扱っている。羽尾氏は「データ管理・統合に関するニーズに一気通貫の解決策を提案できる点に強みがあります」と述べる。Cohesity Japanとの共同オンラインセミナーも毎月開催し、情報発信にも積極的だ。SB C&Sの最新技術情報発信サイト「C&S ENGINEER VOICE」では、Cohesity DataPlatformに関する最新情報を定期的に公開している。

※本稿は、TechTargetジャパンからの転載記事です。

関連リンク

大量データに悩む企業に売りたい、高スケーラビリティのデータ管理製品とは?(TechTargetジャパン)

「C&S Engineer Voice」、Cohesityのブログ記事一覧(SB C&S)

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提供:SB C&S株式会社、Cohesity Japan株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2020年11月6日

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