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» 2020年10月23日 05時00分 公開

Tech TIPS:【Windows 10トラブル対策】タッチパッドが反応しない

ノートPCのタッチパッドが「反応しなくなった」「反応が鈍くなった」という場合の対応策を取り上げる。タッチパッドが反応しなくなっても慌てず対応しよう。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

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対象:Windows 10


タッチパッドが反応しない原因は? タッチパッドが反応しない原因は?
タッチパッドが反応しなくなった場合、誤ってタッチパッドを無効化していることが多い。

 ノートPCのタッチパッドが「反応しなくなった」「反応が鈍くなった」という場合、幾つかの原因が考えられる。ここでは、その原因と対策についてまとめてみた。なおタッチパッドが全く反応しない場合、トラブルを解決するためには、Windows 10の操作が必要になるため、タッチパッドやマウスなどのポインティングデバイスはほぼ必須だ(キーボードで操作することも可能だが、かなり面倒なのでおすすめしない)。USB接続のマウスを接続して操作を行うとよい。

タッチパッドを無効化している?

 タッチパッドが全く反応しない場合、誤ってタッチパッドが無効化されている可能性がある。だが、タッチパッドを無効化する方法は1つではないので、それぞれ説明しよう。

ファンクションキーでタッチパッドが無効化されている!?

 ノートPCの中には、マウスなどを接続した場合にタッチパッドを無効化できるように、ファンクションキーにタッチパッドの無効化機能が実装されている場合がある。無効化するつもりがなくても、隣にあるスピーカーのミュート用キーと間違ってタッチパッドの方を押して無効化してしまうといったこともある。

 機種によって異なるが、[Fn]+[Space]や[Fn]+[F1]キーなどに「タッチパッドの無効化」が割り当てられているので、一度、「タッチパッドの無効化/有効化」を試してみよう。

ファンクションキーでタッチパッドの無効化/有効化を行う ファンクションキーでタッチパッドの無効化/有効化を行う
ファンクションキーでタッチパッドの無効化/有効化が行える機種がある。写真はVAIOのSX14のキーボード部分。[Fn]+[F1]キーでタッチパッドの無効化/有効化が行える。隣の[Fn]+[F2]キーがスピーカーのミュートに割り当てられているため、間違ってタッチパッドを無効化してしまいがちだ。

[Windowsの設定]アプリでタッチパッドが無効かどうか確認する

 [Windowsの設定]アプリの[デバイス]−[タッチパッド]画面でもタッチパッドの有効化/無効化が行える。このスイッチが「オフ」になっていないことも確認しよう。また、「マウスの接続時にタッチパッドをオフにしない」のチェックを外していると、マウスが接続されるとタッチパッドが無効化されるので、マウスを接続している場合はこのチェックを確認するとよい。

[Windowsの設定]アプリでタッチパッドの無効化/有効化を行う [Windowsの設定]アプリでタッチパッドの無効化/有効化を行う
[Windowsの設定]アプリの[デバイス]−[タッチパッド]画面でもタッチパッドの無効化/有効化が行える。「タッチパッド」欄のスイッチを「オフ」にするとタッチパッドが無効になる。また、「マウスの接続時にタッチパッドをオフにしない」のチェックを外していると、マウスが接続されるとタッチパッドが無効化される。

インジケーター領域のアイコンでもタッチパッドの無効化ができる

 インジケーター領域にある[タッチパッド]アイコンを右クリックすることでもタッチパッドが無効化できる機種がある。ここで無効化した場合、[Windowsの設定]アプリの画面に反映されないようだ。インジケーター領域の別のアイコンを操作していて、誤ってタッチパッドを無効化してしまった可能性もあるので、ファンクションキーなどを使って有効化を試してみるとよい。

インジケーター領域の[タッチパッド]アイコンで無効化する インジケーター領域の[タッチパッド]アイコンで無効化する
インジケーター領域にある[タッチパッド]アイコンを右クリックすると、「タッチパッドをOffにする」が表示される。これをクリックすると、タッチパッドがオフになる。

独自のタッチパッド設定ツールで無効化されていないか確認する

 さらに機種によっては、タッチパッドの設定が行える専用ツールがインストールされている場合がある。ここで行った設定は、[Windowsの設定]アプリの画面に反映されないこともあるようなので、こうしたツールがインストールされている場合は、そのツール側の設定も確認しておこう。

機種独自の設定ツールでタッチパッドの無効化/有効化ができる場合もある 機種独自の設定ツールでタッチパッドの無効化/有効化ができる場合もある
機種独自の設定ツールの中に、タッチパッドの無効化/有効化の項目が用意されているものもある。画面は、VAIOの設定ツールである。タッチパッドの無効化/有効化が行える。ここでの設定は、[Windowsの設定]アプリの[デバイス]−[タッチパッド]画面には反映されないので注意が必要だ。

正しいデバイスドライバがインストールされていない?

 上記の設定手順でも解決しなかった場合は、タッチパッドのデバイスドライバの更新が正常に終了しなかったり、更新プログラムの誤認識などによって誤ったデバイスドライバがインストールされてしまったりして、タッチパッドが正しく動作しなくなったことも考えられる。

タッチパッドのデバイスドライバはデバイスマネージャーで確認する

 [コントロールパネル]の[システム]を選択し、左ペインの[デバイスマネージャー]を選択する(コントロールパネルの開き方はTech TIPS「Windows 10で素早くコントロールパネルを開く方法」参照のこと)。

 デバイスマネージャーが起動するので、「ヒューマンインターフェースデバイス」を選択する。「ヒューマンインターフェースデバイス」をダブルクリックするか、[→]キーで展開すると、タッチパッドのデバイスが表示されるはずだ。

 もし、そのデバイスのアイコンに黄色い「!」マークが付いている場合は、そのデバイスに何らかのエラーが発生している(もっとも、このエラーが表示されていなくても、何らかの不具合が生じている可能性はあるので注意)。その項目を選択して、ダブルクリック(もしくは[Enter]キーを押す)して、デバイスのプロパティ画面を開く。

 ここにタッチパッドのデバイスが表示されていない場合は、物理的に接続されていないので、無効化されていないかもう一度確認しよう。それでもデバイスが表示されないような場合は、最悪メーカーに修理を依頼することになる。

 デバイスのプロパティ画面の[ドライバー]タブを開き、[ドライバーの更新]ボタンをクリックする。[ドライバーの更新]ウィザードが起動するので、「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索」を選択し、「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」を実行する。互換性のあるデバイスドライバが表示されるので、選択して[次へ]ボタンをクリックすると、デバイスドライバの更新が行われる。

デバイスドライバはメーカーのWebサイトから入手する

 確実に正しいデバイスドライバをインストールするには、別のPCでメーカーのWebサイトからタッチパッドのデバイスドライバをダウンロードして、この画面で[ディスク使用]ボタンをクリックして、メーカー製のデバイスドライバを選択するとよい。

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