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» 2021年01月08日 10時00分 公開

物心両面のサポートでニューノーマルを生き抜く、弥生の超働き方改革始動!コロナ禍の一時対応じゃない。未来へ続く変革を

突然の全社リモートワーク移行に当たり、会社が真っ先に心配したのは、社員のメンタルだった。

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 あなたは、「歴史あるIT企業は動きが遅い」と思っていないだろうか。

 いや、全部がそうとは限らない。「弥生会計」をはじめ業務ソフトウェア領域のトップを走り続け、いまや業務・事業支援サービスへも拡大、「事業コンシェルジュ」へと進化を「弥生」は続けている。さらにフルリモートで働くエンジニアがいる「Misoca」の事例も取り込み、エンジニアが生産性を最大限に発揮できる環境をいまも模索し続けているのだ。

 2020年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で大きく変化したエンジニアの働き方について、弥生のキーパーソンである、開発本部 情報システム部 部長 明智博司氏と、開発本部 採用プロジェクトマネージャー 奥村健太氏に“弥生のいま”を聞いた。

新型コロナウイルス襲来――緊急事態宣言で変わったこと、変わらなかったこと

 2020年に世界中で猛威を振るい、いまもまだ終息の兆しが見えないCOVID-19の弥生での影響を振り返ってみよう。

 弥生のエンジニアはこれまで、毎日出社して、朝9時と夕方5時に状況を共有するミーティングを行い、週に1回のチームミーティングを行うなど、かなり密なコミュニケーションを行っていた。フロアには顔なじみの仲間がすぐそばにいて、会話も活発、もちろん、Slackなどのチャットツールも導入していた。

 「それに加え、新しく人が入ると全プロジェクト持ち回りでランチ会を行い、全ての社員に顔なじみになってもらう仕組みを取り入れていました。仕事で直接関わらない人とも声を掛け合いやすいように、仕事と直接関係のない話ができる場をあえて強制的に作っていたんです」と語るのは、弥生の明智氏だ。「既存のメンバーからもランチ会はいろいろな発見があると好評で、この仕組みはうまく回っていたと思います」と振り返る。

 しかし、そこに緊急事態宣言がやってきた。顔を合わせてのコミュニケーションすらも難しい時代になる。

 弥生では緊急事態宣言よりも前、2020年3月30日に全社でリモートワークへと移行した。それまでは上長が許可すればリモートワークができたが、あくまでごく一部を対象としていたもので、全社展開はしていなかった。コミュニケーションは十分に可能か、セキュリティは確保できるか、そもそも生産性を確保できるのか――この状況に、明智氏は以前作ったあるチェックリストをアップデートしたという。

最初に頭をよぎった不安、それを組織は「自己責任」と呼ばせない

開発本部 情報システム部 部長 明智博司氏

 「社員の体調面に関しての懸念がありました。リモートワークに入るとメンバーの状況が見えないので、主にメンタル面に関するチェックリストを再度アップデートしました。メンバーの中に変に落ち込んでいる人はいないか、マネジャーが確認できるように見直しました」(明智氏)

 コロナは当時から、いつ終わりがくるか全く予想が付いていなかった。コミュニケーションが極端に減ることによる影響は計り知れない。家族がいれば会話はあるかもしれないが、一人暮らしの人の気分が落ち込んだときにフォローできる方法は少ない。

 「そんなことは自分で何とかしろ、自己責任だという話もあるかもしれません。しかし、『人』を最初に考えるんです。気分の浮き沈みこそ、プロジェクトの成果に直結するとことだと考えるからです。プロジェクトマネジャー、リーダーに対して、それを再認識し、メンバーのケアを最優先するよう、活動を促しました」と明智氏は当時を振り返る。

 具体的に何を行ったのだろうか。リモートワークに移行する前から実施していた朝会と夕会は継続し、新たに昼会を設定した。朝はプロジェクトと当日のタスク確認、昼は「話題は何でも」。夕方は当日の進捗(しんちょく)状況の確認だ。

 「これを毎日定時に行うことで、1日のリズムを作ることを目的としました。昼はあえて仕事以外のことを話します。時間を決めるのは有効だったと思います」(明智氏)

 リーダー、マネジャーなどとの1on1ミーティングもオンラインに切り替えた。これが一部のメンバーからはむしろ好評だったという。「顔を合わせてのミーティングだと話しづらいこともあったようで、リモートの方が距離感がちょうどよく、話しやすくなったという声もありました」とのことだ。

 コロナ禍でも、弥生はコミュニケーションを取ることを変えなかった。そしてニューノーマル時代のコミュニケーションスタイルは、いまも改良が続けられている。

気になる新入社員/中途社員の対応は

 気になる点が1つある。コロナ前から顔を合わせて働いてきた仲間であれば、リモートに切り替えても同じように働けるかもしれないが、4月に入社した新入社員、それに中途採用されたエンジニアはうまく回っているのだろうか。

 この点に関して明智氏は、「プロジェクトごとに常時、Zoom会議室をオンラインにし、いつでもコミュニケーションが取れるようにしています。さらに中途採用エンジニアが交流できるよう、いままでやっていたランチ会の代わりに交流会をやろうということになりました。ランチ会のような食事はありませんが、このような方法を通じて、新しい人も全社員と関われるようになると期待しています」と述べる。

 コミュニケーションをオンラインで行うために、さまざまな投資も行っている。

 「元エンジニアでもある社長の岡本が、積極的に投資すべしと宣言してくれたので、Zoomなどの導入が素早く行えました。自宅の環境構築用には、リモート初期に全社員に5万円、いまもリモートワーク手当として月に5000〜7500円(※)を支給しています。社員は私物PCを使って社内のPCへリモートアクセスし、画面共有の形で開発環境にアクセスします。セキュリティを意識したツールを導入しているので、社内のファイルを私物PCにはコピーできないようになっています」(明智氏)

※リモートワークの頻度に応じて金額が変わる

 実はリモートワークの推進には、弥生の中に息づく“ベンチャーマインド”も大きく関係している。2016年にグループ入りしたMisocaだ。

 Misocaはクラウド見積・納品・請求書サービスを開発していたベンチャー企業だが、既にリモートワークの下地があったという。「最初期のメンバーもリモートワークをしていました。全国には力のあるエンジニアがたくさんいますので、その方々と一緒に働く上で、完全リモート就業は武器になるのです」と語るのは、初期からMisocaを最前線でけん引してきた元Misoca執行役員の奥村氏だ

開発本部 採用プロジェクトマネージャー 奥村健太氏

 当初、リモートワークはあくまで限定的だったが、優秀なエンジニア志向で考えれば、それは必須だったという。

 「エンジニアとして特筆すべき技術力があれば、働く場所は関係ありません。フルリモートで働けることが採用の要となり、全国から優秀なエンジニアが集まり、フルリモートを行う社員数が徐々に増えていきました。弥生と合併したときは、社員の半数くらいがフルリモートでした」(奥村氏)

 Slackを先行して導入していたのも当時のMisocaチームだったという。とはいえ、奥村氏自身はオフィスに出社して働くスタイルだった。それも、2020年3月に大きく変化する。

 「会社に行くリズムが体の中にあったため、毎日自宅で働くことがストレスになったことは確かです」――このとき、フルリモートのメンバーはすごいことをやっていたと分かったと奥村氏は笑う。「1、2カ月で慣れはしましたけどね」。

 これらの経験も、エンジニアのメンタル可視化に役立っている。明智氏は「メンタル面を重視していたのは、コロナ禍がいつ終わるか分からず、世間も不安を抱いていた初期の時期です。最近は少し落ち着いてきたので、チームで状況を見つつ、ミーティングの頻度を変化させています」と述べる。

 なお、弥生のリモートワークは一時的なものではない。岡本社長も「弥生は、当たり前のように会社に行くというかつての働き方にはもう戻りません」と、ブログで明記している。オフィスワークとリモートワークを適切に組み合わせ、ワークライフバランスを改善すると同時に、ハイブリッドな仕事環境を構築しつつ、最大のアウトプットを目指しているという。

評価の方法も変わる

 弥生で働くエンジニアに、その他の変化はあるだろうか。明智氏は「評価軸が変わるだろう」と述べる。

 「ただし、いままでとやり方を変えるわけではありません。いままでならば会社に来ていれば、何となくそこにいることは分かりました。その分かる部分で評価しているという面もあったでしょう。しかしリモートワークが主流になると、出てきた成果物で評価を行うことが中心になります。軸が変わる、というイメージです」(明智氏)

 「Misocaのフルリモート環境も『サボっていたらどうするの?』と聞かれることが多くありました。でも、オフィスにいてもサボる人はサボる。リモートだからということはありません」(奥村氏)

 それだけに、マネジャークラスの働き方も大きく変わるだろう。弥生が朝会、夕会を強化していたのも、この大きな環境変化で本来ならば終わるはずのタスクが終わっていないことを検知し、それがなぜかを探るきっかけとしたいからだ。これまでと異なる進捗だったとしたら、そこにメンタル面の問題があるかもしれない。

 「大丈夫じゃないのに『大丈夫です!』と言ってしまう人もいると思います。そういう場合は、マネジャーが深掘りしてチェックした方がいいと思います。リモートワークはとかく時間管理が難しくなり、まじめな人は夜遅くまで仕事漬けになってしまいがちなので。もちろん、チケット管理やファイル更新時間で働き過ぎていないかチェックできますが、マネジャー同士でも気付きを共有して、これまで以上に交流を行うようにしています」(明智氏)

 ニューノーマル時代における優秀なエンジニアは、効率良く作業をすれば短期間でタスクが完了するかもしれない。しかし、それに頼っているとタスクが1人に集中し、心が折れてしまう。

 「そういう可能性はあります。しかしそのような優秀なエンジニアは、新たな時代には求められるものが変わってくるはずです。報酬もそれに見合った金額に上げるべきと考えます」(明智氏)。

求む、新たな弥生を共に作るもの

 驚くべきは、コロナ禍で一気にリモートワーク化した後も、弥生のエンジニアの生産性は変わらなかったということだ。

 弥生は個人事業主の確定申告や企業の年末調整業務に合わせ、例年「弥生シリーズ」の新バージョンをリリースしている。

 「リモートワーク開始前は、このような状況なので計画の7割程度しか実現できないのではと危惧していましたが、無事、想定していた内容をリリースできました。製品やサービスを使うお客さまもリモートになっているので、今後はその支援も考えたいですね」(明智氏)

 弥生はいま、仲間となるエンジニアを募っている。リモート勤務だけでなく、柔軟な働き方ができる仕組みを作り、場所や時間の制約がある人にも門戸を広げていく方針だ。

 「育児や介護などでフルタイムの就業が難しい人も増えています。それが障壁とならないように、仕組みや人事制度を変えていける部分が弥生には多くあります。時間や場所にとらわれない働き方を選べることで、優秀なエンジニアに集まってもらいたいと考えています」(明智氏)

 「一緒に働きたいのは、コミュニケーションがしっかり取れ、自分から動ける人。リモートだからどうということもなく、オンラインでの情報発信に長(た)けた人なら弥生という環境は良いのではないかと思います。弥生という会社を、トップダウンではなくボトムアップで変化させる人に集まってもらいたいです」(奥村氏)

 2人のキーパーソンの話から、弥生の印象が変わった人もいるかもしれない。老舗であるがベンチャーマインドが息づくこの企業をさらに変えるのは、あなたかもしれない。

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提供:弥生株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2021年1月26日

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