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» 2021年03月10日 16時00分 公開

Microsoft、「Windows Terminal Preview 1.7」を公開拡張性、操作性が向上

Microsoftはオープンソースのターミナルアプリケーションの最新プレビュー版「Windows Terminal Preview 1.7」を公開した。JSONフラグメント拡張機能の導入やウィンドウ管理の改善、読み取り専用ペインの追加などの改善が施されている。

[ITmedia]

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 Microsoftは2021年3月1日(米国時間)、オープンソースのターミナルアプリケーションの最新プレビュー版「Windows Terminal Preview 1.7」を公開した。

 Windows Terminalは同日にバージョン1.6が正式版となっており、これに伴ってWindows Terminal Previewはバージョン1.7となった。Windows Terminal Preview 1.7は、Microsoft StoreかGitHubのリリースページからダウンロードできる。

JSONフラグメント拡張機能を導入

 今回、新たにJSONフラグメント拡張機能をサポートした。これによってユーザー設定を変更する拡張機能として、JSONスニペットをダウンロードできるようになった。JSONスニペットファイルに加え、拡張機能に含める背景画像などのリソースを収めるフォルダを作成することも可能だ。

 この拡張機能によって、アプリケーションにおける特定の配色の設定や、コミュニティーメンバー間でのWindows Terminal設定の共有が容易になる。JSONスニペットをダウンロードすれば実行できる。MicrosoftはJSONフラグメント拡張機能の作り方を解説するドキュメントを公開している。

ウィンドウ管理を改善

 新しいターミナルウィンドウを、既存のターミナルインスタンス内で開くように設定できるようになった。

 具体的にはWindows Terminalの新しいインスタンスをどこで開くのかを設定する「windowingBehavior」という新しいグローバル設定が追加されている。ここには、「新しいウィンドウ(useNew)」「最近使用したウィンドウ(useAnyExisting)」「このデスクトップで最近使用したウィンドウ(useExisting)」という3つのオプションがある。設定UIのスタートアップページで設定すればよい。

"windowingBehavior": "useNew"
windowingBehavior設定を使っているところ(出典:Microsoft、クリックで再生)

 「newWindow」という新しいアクション(操作)も追加された。コマンドパレットやキーボードを使って新しいウィンドウを開くことが可能だ。

{ "command": "newWindow", "keys": "ctrl+shift+n" }

 特定のウィンドウでコマンドを実行するための新しいコマンドライン引数も用意された。「wt」コマンドの「--window,-w <window-id>」オプションを使って、どのターミナルウィンドウを操作したいのかを指定できる。

// Open a new tab with the default profile in the current window
wt -w 0 new-tab
// Open a new tab with the default profile in the third-created terminal window
wt -w 3 new-tab
// Open a new tab with the default profile in a new window
wt -w -1 new-tab
操作するターミナルウィンドウをコマンドライン引数で指定しているところ(出典:Microsoft、クリックで再生)

読み取り専用ペインを追加

 今回、Windows Terminalで新たに読み取り専用ペインをサポートした。特定のペインへの入力を禁止できる。

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