連載
» 2021年03月11日 05時00分 公開

エクスプローラーで表示しているフォルダをコマンドプロンプトで開いたり、アプリを起動したりするTech TIPS

[Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き、コマンドを入力してさまざまな機能を呼び出していないだろうか。実は、同じことがエクスプローラーのアドレスバーでも可能だ。意外と便利なこの機能について解説する。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

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対象:Windows 10


エクスプローラーのアドレスバーはコマンドも実行できる エクスプローラーのアドレスバーはコマンドも実行できる
レジストリエディターを起動する場合、[Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き、ここに「regedit」とコマンドを入力していないだろうか。実は、同じことがエクスプローラーのアドレスバーでも可能だ。意外と便利なこの機能について解説しよう。

 エクスプローラーで開いているフォルダ内のファイルをコマンドを使って処理したいということはないだろうか。このような場合、[スタート]メニューをたどったり、[Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開いて「cmd」と入力したりして、コマンドプロンプトを開くよりも、エクスプローラーのアドレスバーに「cmd」と入力して[Enter]キーを押した方がよい。コマンドプロンプトが、エクスプローラーで開いているフォルダをカレントフォルダとして開くからだ。特に階層が深いところのフォルダを操作したいような場合は、コマンドプロンプトを開いてからフォルダを移動しなくて済むので楽である。

 このようにエクスプローラーのアドレスバーは、コマンドプロンプトを開く際などに便利なのだが、実はアプリケーションなどの起動も可能だ。[Windows]+[R]キーで開く[ファイル名を指定して実行]ダイアログとほぼ同等の機能を持っている。そこで、エクスプローラーのアドレスバーでコマンドやアプリケーションなどを起動する方法と、[ファイル名を指定して実行]ダイアログとの違いを紹介しよう。

コマンドプロンプトでコマンドを実行する

 エクスプローラーのアドレスバーでコマンドプロンプトを起動して、そこでコマンドを実行することができる。

 エクスプローラーをアクティブな状態にして、[Ctrl]+[L]キーでアドレスバーにフォーカスを移動して、以下のように「cmd /k」に続いて、実行したいコマンドを入力すればよい。コマンドプロンプトが開き、実行結果が出力される。「/k」オプションを使うことで、コマンドの実行が完了した後も、コマンドプロンプトは開いた状態のままとなる。コマンドを実行した後、コマンドプロンプトを閉じたい場合は、代わりに「/c」オプションを使うとよい。

cmd /k <コマンド>


コマンドプロンプトでコマンドを実行する

コマンドプロンプトを開きコマンドを実行する コマンドプロンプトを開きコマンドを実行する
エクスプローラーのアドレスバーに「cmd /k <コマンド>」と入力すると、コマンドプロンプトが開き、<コマンド>が実行される。例えば、現在のネットワークインタフェースの設定を確認するには、「cmd /k netsh interface ip show config」を実行すればよい。

 エクスプローラーで開いているフォルダがカレントフォルダとして実行されるので、ファイルだけの一覧をテキストファイルに保存したいような場合は以下のように入力すればよい(一覧を取得したいフォルダを指定する必要はない)。

cmd /c dir /a-d > filelist.txt


ファイルの一覧をテキストファイルに出力する

 すると、同じフォルダの「filelist.txt」にファイル名のリストが出力される(ファイル名の一覧の取得方法は、Tech TIPS「Windowsのdirコマンドでファイル名の一覧を取得する」参照のこと)。

 コマンドプロンプトを開いてから、一覧を取得したいフォルダに移動する必要がない。納品などでファイル名の一覧を添付する必要があるような人は覚えておくといいだろう。

アドレスバーではさまざまな機能が呼び出し可能

 エクスプローラーのアドレスバーは、[ファイル名を指定して実行]ダイアログとほぼ同様の機能を持っており、コマンドプロンプトが開ける以外にアプリケーションの起動なども行える。

 下表のようなコマンドを入力し、[Enter]キーを押せば、該当する機能を呼び出すことが可能だ。また、アプリケーションの実行ファイル名を指定して起動することもできる。例えば、「msedge」でMicrosoft Edgeを起動したり、「Excel」でMicrosoft Excel、「winword」でMicrosoft Wordを起動できたりする。パスなどによっては起動に失敗して、Webブラウザが起動してしまうことがあるようなので、アプリケーションの起動については自分の環境でどれが起動可能か試してみてほしい。

ファイル名 内容
regedit レジストリエディター
cmd コマンドプロンプト
powershell PowerShell
control コントロールパネル
calc 電卓
notepad メモ帳
mstsc リモートデスクトップ
taskmgr タスクマネージャー
msinfo32 システム情報
winver Windowsのバージョン情報
msconfig システム構成ユーティリティー
gpedit.msc グループポリシーエディター(Homeエディションを除く)
よく利用される主なコマンド

エクスプローラーのアドレスバーでアプリケーションを実行する(1) エクスプローラーのアドレスバーでアプリケーションを実行する(1)
エクスプローラーのアドレスバーに「msedge」と入力し、[Enter]キーを押す。同様に「chrome」でGoogle Chromeを起動できる。
エクスプローラーのアドレスバーでアプリケーションを実行する(2) エクスプローラーのアドレスバーでアプリケーションを実行する(2)
Microsoft Edgeが起動する。

設定画面などを開く

 [ファイル名を指定して実行]ダイアログと同様、エクスプローラーのアドレスバーに「ms-settings:〜」というURIスキームで示されるアドレスを入力することで、[Windowsの設定]アプリの該当画面をコマンドで開くこともできる(Tech TIPS「Windows 10のMicrosoft Storeアプリをコマンドラインやバッチから起動する」参照)。

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