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» 2021年03月15日 05時00分 公開

Windows 10ロック画面活用大全 たちまちロック/時間変更/スクリーンセーバー利用/スマホ連動Tech TIPS

サインインした状態でPCの前から離れてしまうと、悪意のある人によって情報が漏えいしたり、SNSに悪意のある投稿が行われたりする危険性がある。PCから離れる際には、ロック画面を表示し、パスワードなどを入力するまでWindows 10を操作できないようにしよう。

[小林章彦,デジタルアドバンテージ]

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対象:Windows 10


PCの前から離れる際は誰かに使われないようにロック画面にしよう PCの前から離れる際は誰かに使われないようにロック画面にしよう
サインインした状態でPCの前から離れてしまうと、悪意のある人によって情報が漏えいしたり、SNSに悪意のある投稿が行われたりする危険性がある。また、自宅で作業している場合は、誤って子供やペットなどがキーボードをいじってしまい、データが失われる可能性もある。このような事態を防ぐためにも、PCの前から離れる際には、画面をロックして、パスワードなどを入力しないとWindows 10が操作できない状態にした方がよい。

 Windows 10を使って仕事をしている途中で、トイレや買い物などで席を離れる際にそのままサインインした状態にしておくと、悪意のある人によってデータが盗まれたり、なりすましたSNS投稿などが行われたりする危険性がある。リモートワークのため自宅で作業している場合でも、席を外している間に子供やペットが誤ってキーボードを触ってしまい、作業中のデータが失われてしまう、といった事故も起こる可能性がある。

 こうした不測の事態を防ぐには、PCの前から離れる際に「画面をロック」して、パスワードなどを入力するまでWindows 10の操作を行えないようにすることだ。画面のロックを行う方法は、手動で行う方法の他、一定時間操作を行わないと自動的に行われる方法がある。本Tech TIPSでは、画面のロックを行う方法についてまとめて解説する。

 なお、パスワードを設定していないと、ロック画面が表示されても、[Enter]キーなどを押すことで簡単にデスクトップに復帰できてしまうので意味がない。画面をロックして使えなくするためには、必ずパスワードを設定し、ロックを解除する際にパスワードの入力を要求するようにしよう。

 また自宅で一人で利用しているなど、ロック画面の必要性がないような場合は、逆の設定を行うことでロック画面にならないようにすることも可能だ。

手動で画面をロックする

 席を離れる際に手動で画面をロックするには、[Windows]+[L]キーを押せばよい。Windows 10がロック画面に切り替わり、使う場合にはパスワードやPINなどの入力が求められる(サインインパスワードやPINを設定している場合)。このショートカットキーは、「[Windows]キーとLock(ロック)の[L]キーを押す」と覚えるとよいだろう。

 また、[スタート]メニューのアカウントの画像をクリックして、メニューで[ロック]を選択してもよい。

[スタート]メニューで画面をロックする(1) [スタート]メニューで画面をロックする(1)
[スタート]メニューを開き、アカウント画像をクリックするとメニューが表示される。ここで[ロック]を選択すると、ロック画面に移行する。
[スタート]メニューで画面をロックする(2) [スタート]メニューで画面をロックする(2)
ロック画面に変わる。この画面を解除し、デスクトップを表示するには、パスワードやPINを入力する必要がある。

[スタート]メニューに[ロック]が表示されない場合

 [スタート]メニューのアカウント画像のメニューに[ロック]が表示されない場合は、[コントロールパネル]の[電源オプション]で設定を変更する必要がある。

 具体的には、[コントロールパネル]を開いて[ハードウェアとサウンド]−[電源オプション]を選択し、[電源オプション]画面の左ペインで[電源ボタンの動作を選択する]をクリックする(コントロールパネルの開き方はTech TIPS「Windows 10で素早くコントロールパネルを開く方法」参照のこと)。「電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化」画面が表示されるので、[現在利用可能ではない設定を変更します]リンクをクリックしてから、「シャットダウン設定」欄の[ロック]にチェックを入れ、最後に[変更の保存]ボタンをクリックすればよい。

[スタート]メニューに[ロック]を表示する(1) [スタート]メニューに[ロック]を表示する(1)
[コントロールパネル]の[ハードウェアとサウンド]−[電源オプション]を開き、左ペインで[電源ボタンの動作を選択する]を選択する。
[スタート]メニューに[ロック]を表示する(2) [スタート]メニューに[ロック]を表示する(2)
「シャットダウン設定」欄で「ロック」の表示/非表示の設定があるが、ここはグレーアウトしていて設定できない。そこで、[現在利用可能ではない設定を変更します]リンクをクリックして、設定が行えるようにする。
[スタート]メニューに[ロック]を表示する(3) [スタート]メニューに[ロック]を表示する(3)
「ロック」にチェックを入れて、[変更の保存」ボタンをクリックする。これで、[スタート]メニューに[ロック]が表示されるようになる。

自動で画面をロックする

 毎回、離席する際に手動で画面をロックするのは面倒だし、忘れてしまうこともあるだろう。そこで忘れてしまった際に、自動で画面をロックする設定を行っておくとよい。それには幾つかの方法がある。

スリープからの復帰で画面をロックする

 Windows 10をスリープさせると、スリープからの復帰時にロック画面となり、パスワードの入力が要求されるようにできる。

 まず、離席してから(PCを操作しなくなってから)スリープまでの時間を設定しよう。[Windowsの設定]アプリの[システム]−[電源とスリープ]画面を開き、「スリープ」欄のプルダウンリストでスリープに移行するまでの時間を選択する。あまり長い時間に設定すると、離席してからスリープに移行するまでに悪用されてしまう可能性がある。一方で短か過ぎると、ちょっと考え事をしている間でもスリープに移行してしまい、ロック画面を解除するのが面倒になる。5分もしくは10分に設定しておくのがよいだろう。

スリープを設定する スリープを設定する
[Windowsの設定]アプリの[システム]−[電源とスリープ]画面を開き、「スリープ」欄のプルダウンリストでスリープに移行するまでの時間を選択する。ノートPCの場合、バッテリー駆動の場合と電源に接続している場合で、それぞれスリープ時間の設定ができるので、両方とも設定しておくこと。

 次にスリープから復帰する際にパスワードの入力が要求されるように設定する。[Windowsの設定]アプリの[アカウント]−[サインインオプション]画面を開き、「サインインを求める」欄のプルダウンリストで[PCのスリープを解除する時間]を選択する。「サインインを求める」欄は、Windows 10にパスワードが設定されていないと表示されないので、もしこの欄が表示されない場合は、その上の「デバイスへのサインイン方法の管理」欄の「パスワード」をクリックして、パスワードを設定すること。

スリープからの復帰時にサインインを求めるように設定する スリープからの復帰時にサインインを求めるように設定する
[Windowsの設定]アプリの[アカウント]−[サインインオプション]画面を開き、「サインインを求める」欄のプルダウンリストで[PCのスリープを解除する時間]を選択する。これで、スリープからの復帰時にロック画面が表示されて、パスワードやPINを入力するまで、デスクトップが表示されないようになる。

 これで「スリープ」欄で設定した時間に何も操作をしないでいると、PCがスリープに移行する。マウスやキーボードなどを操作して、スリープを解除した際にパスワードの入力が求められるようになる。

スクリーンセーバーからの復帰で画面をロックする

 スリープすると、機種によっては復帰に時間がかかったり、たまに復帰できなかったりすることがある。このような場合、スリープではなく、スクリーンセーバーを設定し、スクリーンセーバーを解除する際にロック画面に移行させるという方法がある。この場合、上述の「スリープ」欄は[なし]を選択してもよい。

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