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» 2021年04月14日 05時00分 公開

格差が広がるテレワーク。「働き方の変化に対応できない」と焦っているあなたへ仕事が「つまんない」ままでいいの?(76)(3/3 ページ)

[竹内義晴(特定非営利活動法人しごとのみらい),@IT]
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これからは副業もアリ

 また、これからは社外でリモート副業するのもアリだと思います。

 2017年、政府が働き方改革の一環として「副業・兼業の促進に関するガイドライン(案)」を発表してから、副業できる企業が増えています。2021年2月にリクルートキャリアが発表した「兼業・副業に関する動向調査」によると、働く個人の9.8%が兼業、副業を実施中で、兼業、副業制度あり企業の72.7%が過去3年以内に制度を導入しています。

 副業者が関わるプロジェクトは、多様な働き方に対応するため、テレワーク前提であることが多々あります。実際、私がいま関わっているあるプロジェクトには副業人材が多く、「終業時間後にプロジェクトに参加」といった形で関わっている方もいます。場所の制約がないように、業務のやりとりは基本テレワークです。

 副業は所属している会社のスタンスにもよるため、全ての人ができるか……といったら、必ずしもそうではないでしょう。

 けれども、労働人口が減少している今後の労働市場で「人材のシェア」が進むことはまず間違いありませんし、政府も推進しています。増えはしても減ることはないでしょう。「これからの働き方」としていまから想定しておくことも悪くはないと思います。

働き方の変化に対応する環境は自分でも作れる

 今回紹介した内容は、必ずしも「働き方の変化」に直接対応する方法ではないかもしれません。

 しかし、ここに挙げたシーンで行われている多くのことは、直接の仕事には関係がなくても、そこで使っているツールややりとりの仕方は、働き方の変化が起こっている第一線で使われているものと何ら変わりがありません。

 また、これらのイベントやプロジェクトは、「オンラインが前提」のため、住んでいる場所の制約がありません。イベントやプロジェクトに参加すれば、自然とオンラインでのやりとりが実践できます。

 所属している会社ではテレワークをしていなくても、このような形を利用すれば、さまざまな形で実践できる環境が整いつつあります。しかも、関心があるイベントやプロジェクトなら、楽しみながらできることも多くあります。働き方のギャップがますます広がるいま、あなたのできるところからチャレンジしてほしいと思います。

筆者プロフィール

竹内義晴

しごとのみらい理事長 竹内義晴

「仕事」の中で起こる問題を、コミュニケーションとコミュニティーの力で解決するコミュニケーショントレーナー。企業研修や、コミュニケーション心理学のトレーニングを行う他、ビジネスパーソンのコーチング、カウンセリングに従事している。

著書「感情スイッチを切りかえれば、すべての仕事がうまくいく。(すばる舎)」「うまく伝わらない人のためのコミュニケーション改善マニュアル(秀和システム)」「職場がツライを変える会話のチカラ(こう書房)」「イラッとしたときのあたまとこころの整理術(ベストブック)」「『じぶん設計図』で人生を思いのままにデザインする。(秀和システム)」など。


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