連載
» 2021年05月17日 05時00分 公開

Always On 可用性グループのクラスタを構成するメンバーとその状態を出力するSQL Server動的管理ビューレファレンス(8)

「Microsoft SQL Server」が稼働するデータベースシステムを運用する管理者に向け、「動的管理ビュー」の活用を軸にしたトラブル対策のためのノウハウを紹介していきます。今回は、Always On 可用性グループのクラスタを構成するメンバー一覧と状態の出力について解説します。

[椎名武史,@IT ]

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SQL Server動的管理ビュー一覧

 本連載では、「Microsoft SQL Server(以下、SQL Server)」で使用可能な動的管理ビューについて、動作概要や出力内容などを紹介していきます。今回は、Always On 可用性グループのクラスタを構成するメンバーとその状態を出力する「sys.dm_hadr_cluster_members」を解説します。対応バージョンはSQL Server 2012以降です。

概要

 Always On 可用性グループやフェールオーバークラスタインスタンスを構築するためには、複数のコンピュータやディスクなどでクラスタを構成します。「sys.dm_hadr_cluster_members」は、クラスタを構成するメンバー一覧とその状態を出力します。

出力内容

列名 データ型 説明
member_name nvarchar(128) メンバー名です。コンピュータ名、ドライブ文字、ファイル共有パスのいずれかになります。
member_type tinyint メンバーの種類です。次のいずれかになります。
 0 = WSFCノード
 1 = ディスク監視
 2 = ファイル共有監視
 3 = クラウドミラーリング監視サーバ
member_type_desc nvarchar (50) member_typeの説明です。次のいずれかになります。
 CLUSTER_NODE
 DISK_WITNESS
 FILE_SHARE_WITNESS
 CLOUD_WITNESS
member_state tinyint メンバーの状態です。次のいずれかになります。
 0 = オフライン
 1 = オンライン
member_state_desc nvarchar(60) member_stateの説明です。次のいずれかになります。
 UP
 DOWN
number_of_quorum_votes tinyint このクォーラムメンバーが保有するクォーラムの投票数です。

動作例

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