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» 2021年06月08日 05時00分 公開

WSUSによる「Windows 10 バージョン21H1(May 2021 Update)」の移行計画企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(101)

前回は、Windows UpdateおよびWindows Update for BusinessでWindows 10 バージョン21H1(May 2021 Update)の受信をコントロールする方法を紹介しました。今回は、Windows Server Update Services(WSUS)で管理された環境でのコントロールを取り上げます。

[山市良,テクニカルライター]

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「企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内」のインデックス

企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内

Windows 10 バージョン21H1のサポート期限に注意

 「Windows 10」の「半期チャネル(Semi-Annual Channel:SAC)」は、リリース後、18カ月間サポートされます。ただし、Enterprise/Educationエディションの下半期(H2)リリースについては30カ月間の長期サポートが提供されます。

 2021年5月18日(米国時間)に一般向けにリリースされた「Windows 10 バージョン21H1(May 2021 Update)」は、全てのエディションが18カ月間サポートされます。現在、企業でWindows 10 Enterpriseのバージョン20H2を利用している場合、Windows 10 バージョン21H1に移行すると、サポート期限が5カ月ほど短縮されてしまうことに注意してください(表1)。

Windows 10のバージョン Home/Proの
サポート期限
Enterprise/Educationの
サポート期限
バージョン21H1
有効化パッケージ対応
Windows 10 バージョン21H1
(May 2021 Update)
2023年12月13日 2023年12月13日
Windows 10 バージョン20H2
(October 2020 Update)
2022年5月10日 2023年5月9日
Windows 10 バージョン2004
(May 2020 Update)
2020年12月14日 2021年12月14日
Windows 10 バージョン1909
(November 1909 Update)
サポート終了 2022年5月10日 ×
Windows 10 バージョン1903以前 サポート終了 サポート終了 ×
表1 現在サポートされているWindows 10 SACバージョンとそのサポート期限

 Windows 10 バージョン21H1は、OSのコア部分をバージョン2004/バージョン20H2と共有しており、品質更新プログラムは共通です。新機能も、特定のハードウェアに依存するごく小規模なものです。大規模なアップグレードは、次のバージョン21H2で実施されるとみられています。

 Windows 10 バージョン20H2のEnterpriseまたはEducationエディションを利用中の場合は、現在のバージョンを維持し、次のバージョン以降で移行を計画するのが、最も作業が少なくて済み、安定性を維持できる現実的な判断です。

WSUSで配布できるバージョン21H1の機能更新プログラムは2種類

 前回(第100回)で説明した「Windows Update」や「Windows Update for Business(WUfB)」とは異なり、「Windows Server Update Services(WSUS)」を導入した環境は段階的なロールアウトの影響は受けず、管理者の承認に基づいて機能更新プログラムをWSUSクライアントに展開することができます。WSUSでは、Windows 10 バージョン21H1の一般向けリリースと同じ日に、Windows 10 バージョン21H1の機能更新プログラムが利用可能になりました。

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